NFTとは何か知っていますか?
皆さん、またビットコインが高騰していますね!
いよいよ600万円を優に超えて、700万円に突入するのではないでしょうか。
さて、そんな仮想通貨の高騰を尻目に、私が今本当に注目しているのは、NFTです。NFTを皆さんはご存知でしょうか?
NFTとは、Non-Fungible Tokenを省略した言葉です。
日本語訳すると、代替不可能トークンという意味になります。
代替不可能トークンという言葉もまだ難しいですよね。
もう少し言い換えると、他の物にとって変えることができない、唯一無二の価値ある物を表します。
NFTは、イーサリアムのERC721やERC1155という規格が主流になっており、イーサリアムのチェーンを使って、ブロックチェーン上に誰が制作した物か、誰に所有権があるのかを残します。
なお、スマートコントラクトを使って、しっかり署名を行うので、ブロックチェーン上の制作者・所有者の記載は、嘘がないのです。
つまり偽物か本物かの判別が確実にできるようになります。
実際に、NFTはどんなものがあるのか、見てもらいましょう。
様々なNFTをご紹介!
今やたくさんのものがNFTになっています。
今回は、代表的なブロックチェーンゲームやアートやクリエイティブをご紹介します。
ブロックチェーンゲーム
CryptoKitties
2017年11月にリリースされたCryptoKittiesは、CryptoKittiesと呼ばれる超かわいい生き物を中心とした育成、収集ゲームです。
当時これにより、イーサリアムが一時的に高騰したり、ブロックチェーンの根詰まりの問題が発生したことをよく覚えています。
それぞれの猫はオリジナルになっており、ブロックチェーンにより、ユーザーが所有し、コピーや削除することはできません。
つまりこの猫たちが、NFTになっているという訳です。
そしてこの猫はトークンなので、売ることができます。
では買う人はいるのかというと、それがたくさんいるのです。
CryptoKittiesは1つのNFTが2000万円で売れたという話もあります。
MyCryptoHeroes
MyCryptoHeroesは、2018年11月30日にリリースされた、スマホ/PCで遊べるブロックチェーンMMORPGです。
イーサリアムベースのブロックチェーンゲームとして、取引高・取引量・DAUで世界1位を記録しています。
ここではアイテムやヒーローがNFTになっていて、売買することが可能になっています。
BlockchainCuties
BlockchainCutiesは、Cutie(キューティー)と呼ばれる犬、トカゲ、熊、猫といった動物がバトルをしたり、冒険に出たりするゲームです。
仮想通貨イーサリアムを用いてキューティーを購入したり、育てたキューティーをマーケットに置いて売却することができます。
つまりこのゲームもCutie(キューティー)と呼ばれる犬、トカゲ、熊、猫といった動物がNFTという訳です。
THE SANDBOX
The Sandboxは、ブロックチェーン基盤の仮想空間にあたる、コミュニティ主導型ゲームおよびゲーム作成プラットフォームです。
The Sandboxは、アイテムやキャラクターだけでなく、土地などもNFTになっていることで注目されています。
最近では、日本国内暗号資産取引所であるコインチェックは、2021年2月17日のニュースにて、The Sandbox内で販売されている仮想空間の土地「LAND」を取得したという発表がありました。
今後も注目したいNFTの一つでしょう。
アート・クリエイティブ
Hashmasks
Hashmasksはアートのプラットフォームです。
つまり、これは絵がNFTという訳です。
最近、このHashmaskの『絵(アート)』が高額な値段で販売されて、脚光を浴びました。
この取引額は2021年2月3日の時点で、420イーサリアムつまり約65万ドル(約6900万円)に相当でした。夢があります。。。
CryptoPunks
CryptoPunksは、イーサリアムブロックチェーンに保存されている所有権の証明を持つ10,000のユニークな収集可能なキャラクターです。
得得なドットのアートに火が付いた人気のクリエイティブでしょう。
このCryptoPunksもレアなアイコンが高額な値段で販売されて、脚光を浴びました。
なんと、こちらのアイコンが、76万ドルです。
これまた夢がありますね。
NBA TOP SHOT
NBA TOP SHOTは、NBAの歴史から最高の瞬間を動画で所有することができるトップショットの瞬間を集めているプラットフォームです。
全体で2億ドル以上の売り上げがすでにあるようで、即完売、売り切れが続出しています。
このクリエイティブは、NBAの歴史から最高の瞬間の動画がNFTになっていて、購入して所有した瞬間に、3倍以上の価値に現状なってしまうくらいの人気なのです。
もし買えるなら買っておきましょう。
LootBox
2020年11月初旬に立ち上げられたLootBoxは、NFT、DeFi、およびルートボックステクノロジーを組み合わせてNFTをより公平にするNFTプラットフォームです。
LootBoxユーザーはLOOTトークンでコインを獲得できます。
その後、コインを使用してNFTLootBoxを開くことができるという仕組みになっています。
LootBoxには、このようなさまざまなNFTが含まれています。
海外のNFTマーケットプレイスをご紹介
NFTがどんな物なのかは理解できましたでしょうか?
なお、これらのNFTは、それぞれのオリジナルのプラットフォームでも売買されていますが、NFTマーケットプレイスでも販売されています。
今世界でも非常に大きいと言われているNFTマーケットプレイスの一部をご紹介します。
OpenSea
今、世界最大級のNFTマーケットプレイスは、このOpenSeaと言われています。OpenSeaは上記にあるNFTを売買できるマーケットプレイスなのです。
ユーザーはOpenSea上でオークション販売や複数のNFTのセット売り、入札など、様々な方法でNFTを売買することができるプラットフォームになっています。
なお販売代金の10%がOpenSeaに対する手数料として取られます。
少し高い気もしますね・・・
Rarible
Raribleは、アートがメインのNFTマーケットプレイスです。
OpenSeaと異なり、上記にあるようなブロックチェーンゲームの売買は今のところありません。
Raribleは、OpenSeaと異なりガバナンストークンであるRARIが実装されています。
ガバナンストークンとは、株のようなもので、トークンの保有が多い人ほど、運営方針やシステムを決めることができる投票権の仕組みがついているトークンのことです。
また、Rarible発行するNFTにロイヤリティの設定も可能であることなどが注目されています。
日本初のNFTマーケットプレイスに注目!
今や世界が主体になっている、NFTですが、日本にも必ず波が来ると思っています。そこにすでに目をつけているプロジェクトでnanakusaという日本初のNFTマーケットプレイスがリリースされるというプレスリリースがありました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000013931.html
nanakusaではクリプトアーティストによるNFTの発行及び出品、そして利用者自身が所持しているNFTの出品と購入が行えるようです。
また、出品及び購入はそれぞれ、EthereumとPolygon(Matic)にて行えます。
日本には、世界的にも十分評価を得られている優秀なアーティストやクリエイターの方がたくさんいるので、世界から非常に注目されるのではないかと、私も期待しております。
Polygon(Matic)の購入はBinance(バイナンス )取引所で可能!
nanakusaプロジェクトによる影響なのか、Polygon(Matic)トークンは以前にも記事にしていますが、その時よりさらに10円近く高騰しています。
Polygon(Matic)トークンは投資としてもいいと思いますが、これからまたこのNFTプラットフォームの影響により、今後価値が上昇していく可能性が高いでしょう。
Polygon(Matic)を手に入れるには、Binance(バイナンス )取引所にて購入できます。
Binance(バイナンス )取引所の登録がまだな方は、以下のサイトも参考にしてください。
また、ボタンより安全にサイトにいけます。
DeFiと同じくNFT時代が日本にも確実に来る
本日は、私が注目しているNFTについてご紹介しました。
NFTがどのような物か、また仮想通貨業界が今どうなっているのかも、本記事にてお分かりいただけたのではないでしょうか。
多くの方は、投資としての1商品としてしか見てない方も多いのですが、ブロックチェーンの技術は、少しずつ世の中に浸透してきていると思います。
また、NFTは日本でも少しずつ話題になっていますが、もっと大きい波が近い内に来ると思います。
その波を起こす可能性が高いプロジェクトの一つである、nanakusaプロジェクトにも引き続き注目しましょう。