負けた後に取った行動によって今後の勝率に大きく影響
FX投資で負けることはよくありますよね?
FXはギャンブル性の高い投資の部類にも入るので、勝つこともあれば負けることもよくあるかと思います。
しかし、FXはエントリーを始めるタイミングだけではなく、手仕舞い完了後の負けた後に取った行動によっても、今後の勝率に大きく影響してくることをご存じでしょうか。
今回の記事では、FXで負けた後、どうすればいいのかについて記事にいたしました。
行動次第でその後の勝率を上げることもできれば、下がることにもつながってしまうのです。
なぜ負けたのか考えてみましたか?
FXで負けることはよくあることです。
そこで一喜一憂するのではなく、なぜ負けたのか考えたことがありますでしょうか。
FXでは負けた理由を考えることは非常に大事です。
多くの方は負けた理由を考えずに取り返そうと躍起になって、負けた後にすぐエントリーしようとします。
FXはエントリーするときの根拠が乏しい場合、運否天賦となってしまい、負けてしまう可能性が高いです。
まず一旦落ち着くためにも「なぜ負けたのか」の理由を考える癖を持つべきでしょう。
以下、負けた後にすべき内容をまとめました。
自分を落ち着かせながら、以下の行動を取ってみてください。
これだけでも、今まで無駄に出していた損失を防げるかもしれません。
負けた後やるべき行動
- 負けた理由を考える
- 負けた理由で思い当たることがあったら必ずメモに残す
- 損失を管理する表を作り、記録を残す(損失額、取引の時間、取引回数などを記録として残す)
- 自分が落ち着いた時に設定したルールを基に投資ができるか考える
- 落ち着いたタイミングにて冷静にエントリーポイントを探す
特に、損失を管理する表の存在は非常に大事です。
自身のメンタルは、目で確認することはできません。
表などに取引回数や時間をまとめて書いておくことで、ある程度は、特定の時期における自分のメンタルを読み解くことができます。
例えば、いつもなら1時間で一回しか取引を行わないところを、4-5回などやっていた場合は、感情的にも普通でなかった可能性が高いです。
損失を管理する表があれば、自分のメンタルの状況が普通ではなかったことにも気づくことができ、結果を悔い改めることができます。
しかし、目で見ることができなければ気づくことができず、また同じように感情でエントリーしてしまうかもしれません。
実はFXでなかなか結果が出せない方の多くは、損失を管理する表を作成していない方が多いです。
これを機に、損失の結果を残すように心がけてください。
大きく負けた後の取引量は調整すべき
損切を失敗して、大きく負けた後は、メンタル的に不安定となっているので、一旦自分をFXから遠ざけて落ち着いたほうがいいです。
そして、再度取引を行う際のヒントとして重要なのは、取引量を減らして再開することです。
落ち着いてからエントリーすべきとは言いましたが、自分が本当落ち着いているかどうか、実はとても判断しにくいですよね。
落ち着いていると言い聞かせても、冷静にトレンドなどを読めなければ意味がありません。
ましてやFXの初心者の方だったら自分を見失いがちです。
そういう時は、取引量を減らし、ちょっとずつ取引しましょう。
負けても小さな金額で済むのでダメージは少ないかと思います。
勝てればそれを自信につなげることができます。
自信につながれば、少なくとも前回の負けでメンタル的に不安定だったものが、安定し冷静に投資できるはずです。
勝つためには、まずメンタルを落ち着かせることが前提であることを忘れてはなりません。
以前、精神衛生を保つ方法についても記事にしております。
自動売買取引に任せるのもひとつの手
私の記事ではたびたび、伝えていますが、FXで負けた後、メンタルがどうしても改善されない場合、EAにお任せするのも一つの手かもしれません。
EAとは、Expert Advisorの略ですが、自動売買システムのことです。
機械が自動で売買を行ってくれるため、メンタルに影響されることがありません。
EAは有料のものもありますし、無料のものもあります。
良いEAに出会えれば、一度試してみてもいいかもしれません。
私もおすすすめのEAはあります。
いつか『葛西の知恵ブログ』でもご紹介できればと思っています。
ただし、突発的ファンダメンタルズが原因で為替が大きく値動きしてしまうときには、EAはおすすめしません。
前もってスケジュールが分かる米雇用統計発表日や大統領選挙の時など値動きの激しい時は、EAをオフにしておいたほうが無難です。
ですので、オン・オフが自身で自由に操作できるEAは必須条件でしょう。
負けは次に活かす
今回はFXで負けた後にやるべきことを記事としてまとめました。
負けは辛いですが、それを糧として次に生かせることができますので、腐らずなぜ負けたのか考えつつ、次に活かせるようにしましょう。
そして、どうしても自分のメンタルに自信を持てないときは、EAを利用して、ロボットに自動売買してもらってみてはいかがでしょうか。