- TrustWallet(トラストウォレット)からついにブラウザが削除されてしまった
- WalletConnect(ウォレットコネクト)ってなに?
- WalletConnect(ウォレットコネクト)の使い方を解説!
- ステップ1:パソコン側でDeFiを開く
- ステップ2:『Connect』ボタンを押す
- ステップ3:『WalletConnect』を選択するとQRコードが表示される
- ステップ4:iPhone側のTrustWalletの設定から『WalletConnect』を押す
- ステップ5:カメラが起動するので、パソコン側のDeFiサイトに表示されているQRコードを読み取る
- ステップ5:TrustWalletのウォレットアドレスがDeFiの『Connect』部分に表示される
- 2021年6月21日追記ステップ6:GASなどの表示はTrustWallet側(iPhone)の方に出る
- 今後iPhoneのほとんどのモバイルウォレットアプリからブラウザが消えるかもしれない
TrustWallet(トラストウォレット)からついにブラウザが削除されてしまった
皆さん、こんにちは!Kasaiです。
皆さんは普段、どちらのウォレットを利用されていますでしょうか?
最近ですと、様々なブロックチェーンネットワークが出てきているので、MetaMaskを利用されている方が多いと思います。
しかし、BSCネットワークのDeFiなんかを試されている方は、TrustWallet(トラストウォレット)を使われている方も多いと思われます。
そんなTrustWallet(トラストウォレット)ですが、Apple(iPhone)ユーザーにとって悲報です。
Appleの規約により、TrustWallet(トラストウォレット)からついにブラウザが削除されました。泣
この問題は1年前くらいからありましたが、ついに完全に使えなくなってしまいましたね。
今までは、Safariで『trust://browser_enable』を検索すると、ブラウザを追加できましたが、これももうできませんので、Apple(iPhone)ユーザーはTrustWallet(トラストウォレット)の場合、WalletConnect(ウォレットコネクト)を使うしかなさそうです。
今回は、このWalletConnect(ウォレットコネクト)を使って、DeFiのサイトに接続する方法を解説致します。
WalletConnect(ウォレットコネクト)ってなに?
WalletConnectは、QRコードスキャンまたはディープリンクを使用し、分散型アプリケーションをモバイルウォレットに接続するためのオープンソースプロトコルです。
ユーザーは携帯電話から任意のDappと安全にコミュニケーションを図れ、WalletConnectはデスクトップやブラウザの拡張機能ウォレットより安全な選択肢となります。
まず、WalletConnect(ウォレットコネクト)は、QRコードスキャンを利用して、ウォレットを接続するためのツールですね。
このQRコードをTrustWallet(トラストウォレット)側で読み取ることで、接続ができます。
実際に使い方を解説しましょう。
WalletConnect(ウォレットコネクト)の使い方を解説!
ステップ1:パソコン側でDeFiを開く
まずは、パソコン(PC)で任意のDeFiのサイトを開きます。
ステップ2:『Connect』ボタンを押す
いつも通り、Connectボタンを押します。
ステップ3:『WalletConnect』を選択するとQRコードが表示される
WalletConnectを選択します。
そうすると、QRコードが表示されます。
一旦この画面のまま、iPhoneでTrustWalletを開きましょう。
ステップ4:iPhone側のTrustWalletの設定から『WalletConnect』を押す
iPhone側のTrustWalletの設定から『WalletConnect』を押しましょう。
ステップ5:カメラが起動するので、パソコン側のDeFiサイトに表示されているQRコードを読み取る
カメラが起動するので、パソコン側のDeFiサイトに表示されている先程のQRコードを読み取りましょう。
ステップ5:TrustWalletのウォレットアドレスがDeFiの『Connect』部分に表示される
TrustWalletのウォレットアドレスがDeFiの『Connect』部分に表示されましたら、接続完了です。
2021年6月21日追記ステップ6:GASなどの表示はTrustWallet側(iPhone)の方に出る
ちなみに、MetaMaskなどを使っていると、パソコン上でMetaMaskが起動し、Gasの支払いや承認ができますが、『WalletConnect』を使って、TrustWalletを繋いだ場合は、iPhoneのTrustWallet上でGasの支払いや承認が出てきますので、承認や手数料操作は、iPhoneですることに注意しましょう。
PCだけ見ていると、手数料の承認画面が必要なところで、進まなくなったという勘違いが起こりやすいので、2021年6月21日追記しました。
しかし、必ずパソコン(PC)が必要となり、iPhoneだけで気軽に参加できなくなったのはショックですね。。。
”今のところ”TrustWallet以外のSafePalウォレットなどは使えるので、もしiPhoneユーザーの方で、携帯からDeFiに参加されたい場合は、そちらを利用される必要があります。
今後iPhoneのほとんどのモバイルウォレットアプリからブラウザが消えるかもしれない
今回は、Appleの規約により、TrustWallet(トラストウォレット)からブラウザが削除されてしまったため、TrustWallet(トラストウォレット)のウォレットアドレスをそのまま利用し、WalletConnect(ウォレットコネクト)を使って、DeFiのサイトに接続する方法を解説致しました。
簡単に接続はできますが、TrustWallet(トラストウォレット)ではiPhoneだけで気軽にDeFiのサイトに接続できなくなってしまいましたね。
とても残念です。一方でAndroidユーザーはこれについては無風で、そのままTrustWallet(トラストウォレット)でも利用できるかと思いますので、iPhoneユーザーは携帯電話の機種変更を考えても良いかもしれません笑
なお今回はAppleの規約の影響のようですので、今後他のモバイルウォレットも、iPhoneの場合はブラウザが使えなくなる影響が出てくる可能性が非常に高いです。
頭の片隅にこの内容は頭に入れておきましょう。