FXで勝てている人と、負けている人の特徴について
「FXで楽して稼ぎたい!」
こういう方って多いですよね。
誰だって楽をして稼ぎたいものです。
しかし、FXにおいては楽して勝てるものではないと言えます。
今回はFXで勝てている人と、負けている人の特徴について記事にしました。
人によってはいつまでたっても利益を出せず、一生負け組に属してしまう方もいます。
そうならないように、勝ち組の方々と自分とでは何が違うのかを考える機会になれば幸いです。
楽に勝てる!という情報の裏には?
FX投資をしたことがない人でも見たことがあるFXの情報商材!「100%勝てます、月利30%を実現!」なんて商材よく目にすることがありますよね。
残念ながらFXの世界で「絶対」という言葉は存在しません。
ほぼこれらの表現のある商材は、詐欺である可能性が高いと言えます。
例え証拠があったとしても、それは勝ててる部分的なところを切り取って載せているだけです。
決してFXの世界に楽して勝てるという手法はありません。
勝てる人と負けている人の差とは?
FXにおいて、勝ち続ける人もいれば負け続けている人の差について考えたことがありますか。
ちなみに言えば、FXで5年間続けて利益を出せる人は、FX投資をしているユーザーに対してたった1%しかないことをご存知でしょうか。
多くの方は今負けているかいずれ負けていく人たちなのです。
あなたがもし勝ち組に入りたいのであれば、当然その他多くの負け組トレーダーと、何かしらの差をつけねばなりません。
例えば、FXにおける差とは以下のようなことを言います。
- チャートを見ている時間の長さ
- 検証を繰り返す時間の長さ
FXでは、常に勝つというよりは、勝率を上げていくようなイメージが正しいです。
当然、チャートをあまり見ない人よりもチャートを見る機会が多い人のほうが、急激な変化や、ダマシに敏感なので、リスクヘッジが長けている分、勝率が高まりますし、テクニカル分析を学んでも、それを検証する機会が多いほうが使いこなせますよね。
勝てているFXトレーダーの多くは、シミュレーションソフト(デモ口座)などを使用して、テクニカル分析や、ファンダメンタルズ分析を行った後、検証をひたすら繰り返すそうです。
楽して勝つなんてことはなく、勝ち組の方のほとんどは、真面目で努力されている方が多いです。
一生負け組の特徴とは
反対に、負けているFXトレーダーの特徴は、シミュレーションソフトで検証しないような人たちです。
ちなみに、FXであまり勝率が高くなく悩んでいる方にお聞きしますが、まさか勘でエントリーのタイミングを選んで取引はしていないですよね?
少なくとも、移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなどのテクニカル分析を利用して、トレンドをよめるようにはなるべきです。
そのためには、シミュレーションソフトを存分に利用して検証をすることが大事です。
シミュレーションソフトとは言え、市場の動きは実際のものなので、使い方によっては強力なツールとなるはずです。
中にはシミュレーションソフトでは適度な緊張を生まず、むしろFX投資をするうえでは、時間の無駄という方もいます。
しかし、それはシミュレーションソフトを真剣に使用していないからではないでしょうか。
損切一つとってみても、絶えず自分の作ったルールに従って損切を行うには練習が必要です。
無駄にお金を使うのではなく、シミュレーションソフトを利用して十分練習してから実際にエントリーするようにしましょう。
楽して稼ごうと高いレバレッジを極端に掛ける
負けたからと言って取り返すために高いレバレッジを掛けたりはしていないでしょうか。
高いレバレッジをかける場合、うまく自分の予測が当たればよいですが外れた場合、ちょっと値が動いただけでロスカットのリスクがあります。
まだロスカットはいいかもしれませんが、急激な値動きがあった場合、国内FX取引所のサービスを利用されている方の場合、ロスカットを貫き、借金になってしまうかもしれません。
そうなったらFXどころではないので、極端なレバレッジは避けたほうが無難かと思います。
FXの世界では、どんなにテクニカル分析を磨いても突発的に起こる出来事によって大きく値動きしてしまいます。
もちろん今日の値動きと明日の値動きが一緒とは限らないです。
一気に利益を得ようとするのではなく、長く戦えるようになりましょう。
根拠のないナンピン癖などがある
こちらも負けたときに発生しやすい癖です。
ナンピンとは、負け分を取り戻そうと、逆張りの形でポジションを複数持って、負けの平均値を下げる試みです。
逆張りの形で複数のポジションを持つので、トレンドが逆転した際には大きな利益を得ることができます。
しかし、ナンピン買いは基本的に長期戦となり得ます。
うまく短期間で取り戻せるとよいのですが、中期のトレンドは3週間くらい続くこともあります。
その間、全てのポジションはマイナスが嵩んで恐れがあるのでロスカットのリスクが高まります。
それよりは、負け分が小さいうちに損切を行い、再度トレンドに乗れそうなタイミングを探して、順張りで利益を狙ったほうがいいのではないでしょうか。
検証を繰り返してからエントリーしよう
今回はFXでいつまでたっても勝てない方々の特徴についてでした。
シミュレーションソフトだからと言ってなめてはなりません。
むしろ自分が持っている現金を大事に使うために、検証を繰り返してからエントリーするようにしましょう。