FXって簡単?
あなたがこの記事を読まれているとしたら、少なからずFXに興味を持っているということでしょう。
それでは、FXを始めるとして、どういった心構えで始めようと思っていらっしゃいますか。
FXのお金を稼ぐ仕組みは簡単です。
しかし、お金を失うのも簡単です。
今回の記事では、何もかも簡単なFXとの向き合い方について記事にいたしました。
FXは真剣に向き合わなければ勝てない?
FXの仕組みは簡単です。
FX取引所口座を開設し、入金をして、後は安く外貨を仕入れて、高く売ることでお金を稼げます。
簡単に勝てるときもあれば、負けるときもあります。
そして、むしろ負けるときのほうが一般的には多いです。
FXは年間を通じて利益を出せている割合は、3割程度だと言われています。そして、5年後には1%しか残りません。
そう考えるとFXの世界は非常に殺伐としたものだと思いませんか?
決して楽な道のりではないということです。
ましてやラッキーで乗り切れる世界ではないです。
チャートを真剣に見なければ勝てない
エントリーするとき、きちんと理由をもってエントリーされていますでしょうか。
資金管理の考えで言えば、資産が100万円だとして、損切ができて5万だとします。
すると取引はたった20回しかできません。
100万円 / 5万円 = 20回
20回連続負ければ、すぐ退場です。
一般の方にとって100万円は大金のはずです。
そして、シミュレーションソフトを活用しても、5万円の損切は十分起こりうることです。
つまり、一回一回のエントリーを勝負真剣として捉えなければ、20回くらい負けることは簡単なので、100万円なんてすぐ無くなってしまいます。
もしシミュレーションソフトですら連続で負けているときは、トレンドが見えていない可能性があります。
テクニカル分析を真剣に学び、トレンドがある程度よめるようになってから実際のお金でエントリーするようにしましょう。
特定のマーケットを知り尽くすことが重要
FXのマーケットには、東京市場、ヨーロッパ市場、NY市場と様々な市場が存在します。
そして、市場が開く時間も違えば、ボラティリティが低かったり高かったり、トレンドが単純だったり複雑だったりとそれぞえ違った動き方をします。
「FXで負けてしまった!ここと違う市場のほうがもしかして自分には合ってる?」そう考えることもあると思います。
しかし、市場を頻繁に変えるのは得策とは言えません。
たとえ、負けたとしても辛抱強くそのマーケットの癖のようなものを掴めるまで小さく利確・損切を繰り返して学んだほうがいいです。
専業のFXトレーダーなら時間は腐るほどあるかもしれませんが、FXを始めたばかりの人にとってはそこまでFXに時間をかけられません。
それならば、一つの市場に絞ってメモを取りながら攻略していくべきでしょう。
つまり、FXには根気強く経験を積んでいくことも必要なのです。
その際、初心者はあまり重要視されていませんが、お金のかからないシミュレーションソフトを存分に利用することを推奨します。
人間だれしも楽に早く稼ぎたいでしょうが、FX初心者の方は圧倒的に勝ててる方と比べてチャートを見る時間が短いです。
人に教わったり、テクニカル分析を学んだら、いきなり実際のお金でエントリーするのではなく、一旦シミュレーションソフトで試してから実行されてはいかがでしょうか。
大敗した後にやるべきこと
大敗してしまった後、普通は精神的に少し不安定になりますよね。
特に、コツコツ積み上げてきた利益が、一瞬の勝負で消えた時はショックです。
FXでは、一回一回の勝負を真剣にやらなければ簡単に消えていくリスクがあります。
これは言うまでもないですが、ポジションを持たなければそのリスクを消すことができますよね。
そして、ポジションを持つ数を減らせば、そのリスクを減らすことができます。
特に負けた後は、簡単にポジションを持とうとせず、一日で何度エントリーして、何度負けてしまったのかなど損失を管理するための表を作って負けてしまったレビューを行いましょう。
負けてしまった取引のいくつかは、今思えば避けられたものだったかもしれません。
そうやって弱点を減らしていくことが、勝率を上げていくコツです。
その表を埋めていくことで、一旦自分を落ち着かせることにも役に立ちます。
一つ一つの取引を感情に任せるのではなく、真剣に分析してからエントリーできるようにしましょう。
損失管理表をしっかり扱う
今回はFXとの向き合い方について記事にいたしました。
FXと長く付き合っていこうと思ったら、まずはチャートを今まで以上に真剣に見て、市場も絞って取引をしたほうが得策です。
まんべんなく市場をみれば、中途半端な経験しか身につかないかもしれません。
負けたからと言って市場を変えていては、折角勉強代を払ったのに無駄になってしまいます。
負けてしまったら損失管理表などでまとめて、なぜ負けてしまったのか理由を考える癖をつけるだけでも勝率が上がるでしょう。