投資とは始める前に大事な心構えの知恵
皆さんは投資とはどのように認識していますでしょうか。
投資は「お金がないとできない」や「リスクがあるからやりたくない」と言う方も多いように思います。
確かにリスクはありますが、少額からでもできる投資もあります。
しっかり商品を見極めて自分でルールを決めて行うことで自身の資産を増やせるものです。
将来の夢のためや、お金や時間に余裕を生むためには、投資は必要な知恵でしょう。
しかし、私自身も最近、事業投資に失敗し、700万円の借金を負いました。
そこでの実体験から改めて、投資をする上での大事な知恵も得ています。
投資は自己責任ですが、知っておいて損はしませんので、これから投資を始めると言う方も、様々な投資があることをまずは知って、分析をして投資ライフを楽しんで欲しいと思います。
投資の初心者が知っておくべき投資の種類
心構えをしっかり認識した上で、どんな投資の種類があるのかを、勉強しましょう。
もしかしたら自分に合う投資などもあるかと思います。
また、この記事には載せていないですが、節税対策になるような投資もあります。
例えば『つみたてNISA』や『iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)』、『ふるさと納税』というものもあります。
今回は節税に関しての投資ではなく、資産を増やす投資をまとめました。
投資信託
投資信託は、資産運用のプロが集まる運用代行企業が、投資家に代わって運用をすると言う仕組みです。
資格をもった、運用代行企業に対して、多くの投資家がお金を出し合う仕組みになっているため、投資金額も少額から投資可能です。
国債
国債は、企業ではなく、国自体が資金調達のために発行する債券のことです。債券とは国が投資家からお金を借りた証である借入証書のようなものを発行する仕組みになっています。
そこには利子や返済する期間である償還日や、返済する金額、いわゆる償還金額などが決められて記載されているのです。
日本だけでなく、各国の政府が発行している外国債券というものもあります。
外貨預金
外貨預金とは、米ドルやユーロなどの海外のお金である、外貨で預金することです。
通常の銀行の円預金と同じく、預けたお金に対しては利息が出ます。もし日本で預入れする時には円から指定の外貨に換金され、
また、引出し時には指定の外貨から円に換金をして、出し入れすることになります。
よってその換金時には為替変動の影響を毎回受けることが特徴です。
つまり、為替の影響により預けた時の金額と違って、引き出す時に価値が変動しているので、プラスになっていることもあれば、マイナスになっている場合もあります。
なお、預入れ時と引出し時には為替手数料が必ず発生します。
株式投資
企業が発行する株式を売買する投資方法です。
株式は、企業の業績や市場の景気、投資家の需要と供給により、常に価値が変動するので、
売買時の差額を利益として期待する投資です。
また、株式を売らずに保持しておくことで、企業から配当や株主優待などのインカムゲインを期待することもできます。
暗号資産
暗号資産とは、仮想通貨とも呼ばれ、ブロックチェーンという技術が使われた、オンライン上でやりとりされるデジタル通貨のことです。
暗号資産も投資家の需要と供給により、常に価値が変動するので、売買時の差額を利益として期待する投資です。
新たな技術の登場により発行主体や管理者が存在せず、銀行を通すことなく直接送受金ができるという魅力があります。
FX
FXとは「Foreign Exchange」の略で、日本語にすると、海外取引です。
つまり外貨取引のことですね。
投資家の需要と供給により、常に価値が変動するので、外貨の売買時の差額を利益として期待する投資です。
FXではレバレッジと言って、手持ちの資金以上の金額で取引できる仕組みがあります。
このレバレッジによって少ない資金で大きな投資ができるようになります。
ETF
ETFとは、「Exchange Traded Funds」の略で、上場投資信託のことを言います。
ETFは、東京証券取引所など証券取引所に上場しているものを指します。
なお、ETFは上場しているもののみが対象であるため、投資家としてはどちらかというとリスクが少なく、安心して投資ができる一方で、投資商品の種類や数が少ないというデメリットもあります。
不動産投資
不動産投資は、土地やアパート・マンションなどを購入する投資です。
例えば、これからオリンピックなどの影響で、ある区域の需要が上がり、それに伴って物件の価値が上がることに期待して不動産を購入し、価値が上がったときに売却して利益を得ることや、購入した不動産を誰かに貸し、家賃収入を得ることもできます。
金
金(きん)は、世界共通の価値で扱われている投資資産です。
金の取引は米ドルで行われるので、日本の場合は為替にも影響があり、米ドルの為替相場により変動します。
金は世界情勢の変化に強いことが特長です。
コロナショックにより、世界の情勢に変化があったときや株安などが起きると、金の需要が増えます。
社債
社債(しゃさい)とは、企業が投資家から資金調達する際に発行する有価証券のことです。
国債のように、利子や返済する期間である償還日や、返済する金額、いわゆる償還金額などが決められて記載されているのです。
株式と似ていますが、発行した企業に返済義務を課すところに違いがあります。
事業投資
事業投資は、企業自体や企業のプロジェクトなどの事業へ投資をし、利益を得ることをいいます。
例えば、企業自体を買収したり、株式の購入、プロジェクトへの出資などがあります。
事業投資と言うと事業買収などを思い浮かべがちなのですが、実は、事業投資に明確な定義はなく、事業へ投資し、利益を得ることと言う認識で大丈夫です。
投資で大事な知恵である目標と忍耐
投資をする上で、大事なこととして、まずはしっかりと具体的な目標を立てることです。
おそらく、これは投資にかかわらず何をするにせよ大事なことです。
目標を立てることで、ブレずに目標に向かって突き進むことができます。
また、目標に突き進む上で、忍耐も必要になります。
漫画やアニメをみたり、ゲームをしたり、自分の楽しみに時間を費やしたいという気持ちもあるでしょう。
しかし、もしその時間を我慢して、1年間だけでも自分の目標に集中して突き進めるとしたら、最強になれると思います。
投資もまずは経験が大事です。
是非今回の勉強を通して、自分の合う投資を見つけていただき、
具体的な目標をしっかり立て、忍耐し、目標に向かって突き進んでいただきたいです。