RaydiumのAcceleRaytorシステムよりMercurial Financeがローンチ!
皆さん、こんにちは!
本日は、Raydium(レイディウム)のAcceleRaytorシステムより、2021年5月19日にMercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)がローンチされますので、ご紹介したいと思います。
ちなみにRaydium(レイディウム)のAcceleRaytorシステムとは、Binanceなどで言う、ローンチパッドの役割を果たしているものです。
これから、このRaydium(レイディウム)のAcceleRaytorシステムより様々なSolanaネットワークのDeFiが出てくることが予想されます。
今回は、そんなRaydium(レイディウム)からローンチされるMercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)とはどのようなDeFiか調査してみましょう!
Mercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)を調査!
それでは、Mercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)はどんなFinanceなのか見ていきましょう!
Mercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)のライトペーパー
今回は、ライトペーパーがありましたので、そちらを見ていきましょう。
概要
Mercurialボールトは、スリッページスワップが少ない安定したマーケットメイクボールトです。
また、ダイナミックな手数料と柔軟な資本配分により、LPの利益を改善します。
なるほど、Mercurialは、最近のDeFiの課題でもあったスリッページスワップが低くなるような安定したFinanceのようですね。
スリッページスワップとは、簡単にいうと手数料が低かったりした結果、スワップがうまく行かないケースのことです。これが多数発生してましたね。
Pancakeswapで言うと、この『Slippage tolerance』にてパーセンテージをあげる(手数料を高く設定する)ことで、スリッページスワップを回避していました。
こういったことがなく、安定的なスワップを目指しているDeFiのようですね。
これも確かにSolanaネットワークならできそうですね。
Mercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)の主な特徴
そして主な特徴も見てみましょう。
- 安定したペアと外国為替ペアの低スリッページスワップ
- LPの利益を改善するためにマーケットを活用するダイナミック手数料
- 追加の収益を獲得するための貸付プロトコルなどの外部プラットフォームへの柔軟なアロケーション
主に、この三つが大きな特徴ですね。
DeFi需要の大部分を占めるステーブルコインに焦点を当てるようです。
資産の作成、スワップ、および貸し出し。そしてステーブルコインの可能性。流動性は、DeFiエコシステムにとって非常に重要です。
Solanaやラップドステークブルコイン(USDC、USDT、wUSDC、およびwUSDT)のダイナミック手数料を含むAMMボールトから始めるとのことです。
そして、Solanaエコシステムを基盤として成長していくということを謳っています。
なんか、確かに安定感ありそうですね・・・
ダイナミックマーケットメイクボールト
スワップの潜在的な利益を改善することを目的としたダイナミックなボールトを構築しています。
ステークした資産。各ボールトには、いくつかの重要な要素があります。
スワップ、イールドファームのプログラムの自動マーケットメーカーとして機能するボールト。
ボールトの戦略、およびダイナムック手数料とDAOプログラムを実行します。
さまざまなボールト間で調整を行います。
1.構成性:ユーザーに利益をもたらすために他のプロジェクトと協力する力
2.流動性:スワップと展開の両方にアクセス可能な高レベルの流動性を提供
3.安全性:さまざまなリスクプロファイルに対応しながら、資本を安全に保つ
DAOまで考えています。
ここは、Mercurialの全体的なイメージがつきやすいですね!
このあと、Vault(ボールト)Program、ダイナミック手数料Program、Yield Programs、DAO Programなどの各プログラムの計算もライトペーパーには記載されています。
しかし結構難しい内容になりますので、詳しく知りたい方は、ライトペーパーをご確認ください。
$MERについて
$MERの保有者は、スワップの手数料の一部がもらえたり、バーンのための役割を果たしたり、ガバナンストークンとしての役割など、Mercurialの流動性を支えるためのトークンです。
ここは、他のDeFiと特に代わりないですね!
アロケーション
20%:シードラウンド(3年間ライン、1年間のロックアップ)
5%:プライベートセール(トークン生成イベントで10%、1ヶ月後に2年間ライン)
5%:IEO +流動性条項(異なるプラットフォームでIEOに対して1%)
30%:流動性インセンティブ(初年度40%、その後毎年半減)
20%:チーム&アドバイザー(4年ライン、1年間のロックアップ)
20%:エコシステム/リザーブ(4年間で年間20%)
まもなく始まるAcceleRaytorシステムのパブリックレイズとIDO
2021年5月19日にMercurial FinanceがAcceleRaytorでローンチとなっています。
- パブリックレイズ
- IDO(イニシャル・デックス・オファリング)
それぞれの内容を確認しましょう。
①$MERのAcceleRaytorパブリックレイズの詳細:
- 資金調達の合計トークン:2,000,000 MER(合計MER供給の0.2%)
- トークン固定価格:1MERで0.125USDC
- 総資金調達額: 250,000 USDC
- プールの開始時間:5月19日21:00 日本時間
- プールの終了時間:5月20日1:00 日本時間
- プールのオープン時間:4時間
資格とプールについて
パブリックレイズに使用できるプールは、RAY50プールとRAY500プールの2つあります。
なお、条件として12日の21時までにRAYをRaydium(レイディウム)のステーキングにて一定量をステークしておく必要があります。
ここは要チェックです。
RAY50プール:
- 資格:ユーザーは、プール開始の少なくとも7日前に、RAYの単一ステーキングに最低50のRAYをステークしておく必要があります。
そのスナップショットは、以下日程から開始され、プール開始まで続きます。 - 7日間のRAYステーク締め切り:5月12日21:00 日本時間
- トークンの合計:1,000,000 MER、ロック解除
- 総調達額:125,000 USDC
- 最大割り当て:200 USDC
RAY500プール:
- 資格:ユーザーは、プール開始の少なくとも7日前に、RAYの単一ステーキングに最低500のRAYをステークしておく必要があります。
そのスナップショットは、以下日程から開始され、プール開始まで続きます。 - 7日間のRAYステーク締め切り:5月12日21:00 日本時間
- トークンの合計:1,000,000 MER、ロック解除
- 総調達額:125,000 USDC
- 最大割り当て:600 USDC
- RAY500プールの参加者は、RAY50プールでの割り当ての対象にもなります。
②Raydiumの$MERのIDOについて
トークンのローンチ時の価格:1MERあたり0.125USDC
IDOのローンチ時間:5月20日(正確な時間はまだ発表されていません)
- Raydiumは5月20日にMER-USDC流動性プール(LP)を開始し、その後取引のために稼働します。正確な時間はまだ発表されていません。
- AcceleRaytorレイズプールの参加者は、MER-USDCのLPのローンチとほぼ同時にトークンを請求することもできます。
フュージョンプール—MER報酬を獲得するための流動性を提供
- ユーザーは、MER-USDC LPに流動性を追加してから、LPトークンをステークしてフュージョンプールページで利回りを獲得することもできます。報酬はMERトークンになります。
- フュージョンプールでの報酬の排出は、MER-USDC LPの発売から約30分後に開始され、ユーザーがMERイールドファーミングのためにフュージョンプールに流動性と資産を追加する時間を与えます。
$RAYと$USDCを準備しよう
もしMercurialのパブリックレイズに参加するには$RAYと$USDCを準備しましょう。
なお、$RAYを手に入れるには、$SOLなどが必要です。$SOLはBinance(バイナンス)取引所で手に入れることができます。
Binance(バイナンス)取引所の登録方法がわからないという方は、こちらをご確認ください。
また、Binance(バイナンス)取引所へはボタンより、安全にサイトに飛ぶことができます。
Sollet(SOLのウォレット)を準備
SOLのウォレット、Solletを準備しましょう。
Solletについては、こちらの記事でも話していますので、合わせてご確認ください。
Radium(レイディウム)にアクセス
Radium(レイディウム)にアクセスしましょう。
ここでSolletと接続すれば、取引が可能です。
Raydium(レイディウム)のMercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)に注目!
今回は、Raydium(レイディウム)のAcceleRaytorシステムより、2021年5月19日にMercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)がローンチされますので、Mercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)を調査しました。
スリッページスワップが少ない安定したマーケットを目指していることが、印象的ですね。
多くの方が期待しているプロジェクトでもあるようです。
また繰り返しになりますが、もしパブリックレイズに参加される場合は、5月12日の21:00(日本時間)までに定められた量のRAYをステークしておく必要がありますので、気をつけましょう。
これからどうなるのか、引き続きMercurial Finance(マーキュリアルファイナンス)に注目です。