2021年5月25日4時15分にローンチ予定のCoconutSwap (ココナッツスワップ)
皆さん、こんにちは!
今や世界中でDeFiが流行っていますが、日本の投資家は世界からもターゲットになっています。
そんなDeFiプロジェクトでは、最初から日本の投資家を狙った詐欺プロジェクトがあとをたちません。
今回もそんな詐欺プロジェクトの可能性が高いのですが、2021年5月25日日本時間の4時15分(AM)にローンチ予定のCoconutSwap (ココナッツスワップ)をご紹介します。
なぜ、このプロジェクトが詐欺くさい(実際にどうかはわかりません)のかも今回はポイントをまとめてみました。
もちろん最終的なご判断は皆さんにお任せしますが、一緒に見ていきましょう。
CoconutSwap (ココナッツスワップ)を調査!
それでは早速調査して参りましょう。
今回もGitbook(ドキュメント)がありましたので、見ていきましょう。
CoconutSwap (ココナッツスワップ)のGitbook
こちらがGitbookですね!概要から見ていきましょう。
CoconutSwap (ココナッツスワップ)の概要
CoconutSwap(COCOS)は、デフレガバナンストークンモデルを備えた次世代のAMM分散型取引所です。私たちは、BinanceSmartChainとPancakeswap取引所で実行されている、トークンを獲得できる多くの機能を備えた、頼りになる利回りファームです。
現在第2世代のイールドファームの波と同様に、その目的は、継続的なバーンメカニズムを備えた永続的なデフレトークンであるCOCOSを作成し、より大きな収益のために一貫して高いAPRで長期的な利益を維持できる環境を構築することです。
なるほど、バーンに力を入れたプロジェクトの波が確かに来ているようですね。
CoconutSwap(COCOS)もどうやらバーン機能をしっかり導入し、高い利益率を維持することを目的としているようですね。
CoconutSwap (ココナッツスワップ)の特徴
バーンメカニズム
COCOを常に高い価値で保つためのメカニズムとして機能する永久バーンメカニズムを実装しました。
- ステーキング時に4%のバーン手数料が請求されます。
- バーン手数料の75%は、COCOを買い戻し、バーンするために使用されます。
- 10%が開発者のアドレスに送信されます。
- 将来のプロジェクトのために、15%がCoconutSwapのために保持されます
- トークンの価格を高く保つために$COCOSをバーンするためのさらなる手段として、独自のCoconutNFTと宝くじを導入するプロセスにあります。
セキュリティ
- ローンチ時にコントラクトにタイムロックが追加されました。
- 移行コードを削除しました(Pancakeスワップから継承)。
手数料が4%ステークする時に取られるようですね。
そして、手数料の75%はバイバック時に使用されるようです。
ここでもバーンに力を入れていることがわかります。
$COCOSのトークンエコノミー
トークン概要
- 名前:CoconutSwapToken
- シンボル:$COCOS
- Contract:近日公開…
- チェーン:Binance Smart Chain(BEP-20)
- 供給:無制限
排出率
- 初期排出率:1COCOS /ブロック
- 最小排出率:0.1COCOS /ブロック
- 排出削減:排出率は、9,600ブロック(約8時間)ごとに自動的に3%削減されます。
- 9.09%は、さらなるパートナーシップと開発者資金のために開発者のアドレスに送られます
こちらがトークン概要ですね。
とても一般的な内容ではないでしょうか。
自動排出削減機能
初期排出率は、ブロックあたり1$COCOSです。
また排出率は、ブロックあたり0.1COCOSに達するまで、9,600ブロック(約8時間)ごとに3%ずつ自動的に削減されます。
開発者が自分の希望に応じて手動で排出率を削減する他の利回りファームとは異なり、当社の排出率削減ロジックはスマートコントラクトにコード化されており、8時間ごとに自動的に実行されます。
このメカニズムにより、総供給量が大幅に減少し、トークンが希少になります。次のグラフは、CoconutSwapと、固定排出率(1トークン/ブロック)の通常のハーベスト量のファームとの間の総供給および排出率の比較です。
なるほど!排出に関しては、8時間毎に自動的に削減されていくようです。
これによって手動ではないので、自動的に数が減っていく、、、
しかし、ミントは手動なので、結局運営が実権を握っている気がします。
ここは気になるところですね。
ハイブリッドバーンメカニズム
買い戻しバーンメカニズム
- ステーキング時に4%のデポジット手数料が請求されます。
- デポジット手数料の75%(4%)は、$COCOSの買い戻しに割り当てられ、バーンされます。
- デポジット手数料の25%(4%)は、開発および緊急資金として割り当てられます。
- 買い戻しのバーンは、3milTVLごとに発生します。
トランザクションタックスのバーンメカニズム
- $COCOSのすべてのトランザクション(送信、スワップ、ファームなど)には、2%のトランザクションタックスが課せられます。
- 2%のトランザクションタックスはすべての取引で直接バーンされます。
- 2.5%以上のスリッページを使用して、PCSまたはその他のAMMで$ COCOSを購入します。スリッページが2%未満の場合、トランザクションは失敗します。
至るところで、結構タックスがかかりますね。
スリッページも2.5%以上でないといけないという記載も出ています。
以上が、CoconutSwap (ココナッツスワップ)の機能ですね。
NFTマーケットプレイスなどの計画もあるようですね!
しかし、このプロジェクト詐欺の可能性も高いです。
そのポイントをまとめました。
詐欺の可能性が高いというポイント
ここまでCoconutSwap (ココナッツスワップ)について解説してきましたが、本プロジェクトは詐欺の可能性も高いように思えます。
そのポイントを5つまとめました。
①Telegramが一方的な配信のみ
アナウンス式のTelegramのみの場合は、特に要注意です。
すぐに、テレグラムも削除され逃げられる可能性が高いという理由が挙げられます。
②コントラクトアドレスなどの記載がない
こちらの画像は、PantherSwapを例にしていますが、このようにコントラクトアドレスを出しています。
しかし、CoconutSwap (ココナッツスワップ)にはコントラクトアドレスがどこにも出ていません。
これは注意が必要でしょう。
③監査の証明がない
こちらの画像も、PantherSwapを例にしていますが、このように監査レポートを出しています。
しかし、CoconutSwap (ココナッツスワップ)に監査の形跡がどこにもありません。
確かに、監査をしていれば安全とも言い切れないのですが、全くないのも危険要素の一つでしょう。
④Githubなどのコードがない
こちらの画像も、PantherSwapを例にしていますが、比較的しっかりしているプロジェクトを見ると、Githubをオープンにしているところが多いです。
⑤『IceCreamSwap』の文字があり、明らかにサイトをコピーした可能性が高い
なぜかIceCream Swapの文字があります。そしてその後ろにPancakeの文字。
同じサイトをコピーしたのか、それとも同じ開発者なのかわかりませんが、二次利用している可能性が高いです。
これは怪しいですね。。。
他にも様々な理由がありますが、気をつけた方がいいプロジェクトでしょう。
しかしそれでも興味ある方へCoconutSwap (ココナッツスワップ)の参加方法※かなり危険かと思いますが自己責任にてお願いします
まずはBNBを用意!
もしCoconutSwap (ココナッツスワップ)に参加するにはBNBを準備しましょう。
なお、BNB(バイナンスコイン)はBinance(バイナンス)取引所で手に入れることができます。
Binance(バイナンス)取引所の登録方法がわからないという方は、こちらをご確認ください。
また、Binance(バイナンス)取引所へはボタンより、安全にサイトに飛ぶことができます。
CoconutSwap (ココナッツスワップ)へアクセス
ウォレットの中のブラウザから、こちらにアクセスし、Buyボタンを押すと、おそらくExchangeできるところへ飛び(Pancakeswapかな?)、BNB(BEP20)とSwap可能かと思います。
投資は自己責任で。
CoconutSwap (ココナッツスワップ)に要注意!
今回は詐欺プロジェクトの可能性が高いのですが、2021年5月25日日本時間の4時15分(AM)にローンチ予定のCoconutSwap (ココナッツスワップ)をご紹介しました。
コントラクトはこれから公開とのことですが、IceCream Swapの記載になっているところなど見ると、とても怪しいですよね。
もし投資される方はお気をつけください。