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FXでよく出る!【ベンチャーキャピタルのマネージャーが教える】専門用語のまとめの知恵!

FX専門用語は本ブログで整理

FXの投資を始める際、専門用語が多くて意味がわからず、始めようにも始められないという方は多いのではないでしょうか。

投資をしたいのに、口座開設などを進めれば進めるほど分からなくなってしまい、途中で投げ出したくなっては意味がありません。

本ブログではFXの投資にて出てくる専門用語をできるだけ簡単な説明でまとめてみました。

FXの専門用語で混乱してしまったときは、本ブログの内容を通して一旦整理してみましょう。

FX専門用語一覧

FXの専門用語をまとめました。

FX

FXはForeign Exchangeの略で、
意味は、「外国為替証拠金取引」のことです。

もう少し詳しい内容は、以前の記事でもまとめてますので、ぜひまずはこちらの記事をご確認ください。

証拠金

証拠金とは、担保として預けたお金のことを言います。

FXでは少額の証拠金でもレバレッジを利用して実際の資金よりも大きく運用することが可能です。

日本のFX業者の場合、大体取引金額の4%ほど証拠金が必要となります。

例えば

1USD=100円の時に、10,000USDの取引を行う場合に必要な証拠金は以下の通りです。

100円×10,000×4% = 40,000円(証拠金)

レバレッジ

他人資本を利用し、自己資本の利益率を高めることです。

証拠金維持率

投資家の純資産と所有するポジションに必要な証拠金を示すための割合のことです。ロスカットの根拠にもなりうる割合です。

一般的な計算方法は以下の通りとなります。

証拠金維持率 =  純資産 / 必要証拠金 × 100%

ロスカット

FX取引口座の証拠金維持率が一定の割合を下回った際に、損害の広がりを減らすために強制的に決済を行うことです。

ポジション

外貨を買っているか、売っている状態(つまり取引してる状態)のことです。

外貨を買った状態の場合は買いポジション、売っている状態の場合は売りポジションといいます。

エントリー

新規のポジションを持つこと自体を指します。

ショート

通貨を売ることです。

ロング

通貨を買うことです。

スプレッド

スプレッドとは、売買の差額のことを表します。

例えば、

買値が110.002円、売値が110.000円だとします。

この場合、スプレッドは「USD/JPY 0.2銭」ということになります。

ダウ理論

19世紀、チャールズ・ダウ氏が作った理論です。
現在のテクニカル分析の礎を作ったとも言われています。

6つの基本法則で有名です。

6つの基本法則

(1)平均はすべての事象を織り込む
(2)トレンドには3種類ある
(3)主要トレンドは3段階からなる
(4)平均は相互に確認されなければならない
(5)トレンドは出来高でも確認されなければならない
(6)トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する

テクニカル分析

チャートを見て、今後の値動きを予測する分析方法です。
トレンド系と、オシレーター系に大きく分かれています。

トレンド系

為替の値動きのトレンド(傾向)を分析する方法です。
これからのレートのトレンド(傾向)、方向性が上昇か、下降かなどを予測します。

オシレーター系

為替市場において、売られすぎているか、買われすぎているかの振り幅を分析し、相場が反転する局面を判断するテクニカル分析手法です。

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の終値の平均を線で引いたものです。

ゴールデンクロス

短期型移動平均線が、長期型移動平均線を下から追い抜いた時のことです。ゴールデンクロスが表れると、今後上昇トレンドになると言われています。

デッドクロス

短期型移動平均線が、長期型移動平均線を上から突き抜いた時のことです。デッドクロスが表れると、今後下降トレンドになると言われています。

ボリンジャーバンド:Bollinger Bands

テクニカル分析で用いられる指標の一つです。
移動平均線と、その上下に2本ずつ標準偏差をもとに引かれた5本線でできています。

1本目:+2σ:偏差値は70:

2本目:+1σ:偏差値は60:

3本目:移動平均線

4本目:-2σ:偏差値は40:

5本目:+2σ:偏差値は30:

統計学上、+1σ、-1σに将来的に収まる確率は約68.2%、+2σから-2σに収まる確率は約95.4%だと言われており、ほぼボリンジャーバンドの範囲内で値が動きます。

サイコロジカルライン

オシレーター系のテクニカル分析方法のひとつです。

サイコロジカルとは、心理的という意味です。
売買を行う人間の心理を数値化していることから、この名前がつけられました。

通常、価格の下落が続けば投資家の心理は弱気になり、上昇が続けば強気になりがちです。

サイコロジカルラインの計算方法は以下の通りです。

対象期間の価格上昇日の日数 / 対象期間の日数 *100%

一定期間を24日と決めて、18日上昇すればサイコロジカルラインの値は75%です。

18/24*100%=75%

ここまで買いが続けば、次は売られるだろうと考えられます。

RSI

オシレーター系のテクニカル分析方法のひとつです。

The Relative Strength Indexと英語では言われ、一定期間の値動きで上昇した時の分の値動きの占める%を計算し、価格上昇の強度を数値化するチャートです。

70%を超えれば買いすぎ、30%を下回れば売られすぎだと判断されます。

ファンダメンタル分析

政治、経済、戦争等のFX市場に影響を及ぼす様々な事象を分析し、値動きを予測する分析方法です。

主に、米国雇用統計や政策金利などの指標を利用して分析します。

スキャルピング

数銭、数十銭という少ない利幅を狙って何十回も取引を繰り返し、利益を積み上げていく投資方法です。

順張り

トレンドの向きが上昇か下降か、もしくは上昇中か下降中か、その後もその傾向が続くと予測してそのトレンドに応じて取引を行うやり方です。

逆張り

トレンドの向きが反転し、今後のトレンドとは違う向きに動くと予測し、現在のトレンドとは逆のトレンドの取引をすることです

ナンピン

保有している外貨の価格が下落した時に、買い増しをすることで、平均単価を下げる手法です。

スワップポイント

安い金利の通貨を売って、高い金利の通貨を購入することで、もらえる金利調整分の利益のことです。

ロスカット

FX取引口座の証拠金維持率が一定の割合を下回った際に、損害の広がりを減らすために強制的に決済を行うことです。

pips

pipは「percentage in point」の略で、FXにおける値動きの最小の単位を表します。

FX専門用語を覚えて投資にトライ

今回はFXの投資をしていれば必ずと言っていいほど出てくる専門用語をできるだけ多く集めて、まとめました。

繰り返しになりますが、ここで出てくる専門用語はFX投資をするうえで、必ず目にする用語ですので、もし知らない用語などがあった場合は、本用語をもう一度詳しく調べたほうがいいかもしれません。

そして、用語をしっかり知り、勉強すれば、投資の仕方も変わってくるでしょう。