投資にもつながる勉強になる話
皆さん、こんばんは!
本日は、いつものDeFiなどの投資の話ではないですが、投資につながる勉強的な話になります。
なんだか『葛西の知恵ブログ』はいつの間にかに、DeFiブログみたいになっていましたね笑
実は、『葛西の知恵ブログ』は本当にざっくばらんな、気軽なブログにしたかったのですが、ついDeFi業界が面白く、そのことばかりの記事になっていました。
今回は、ETH(イーサリアム)のL2(レイヤー2)ソリューションとして注目を集めているOptimismがこれから来そうだと感じていますので、ご紹介したいと思います。
皆さんは、そもそもこのETH(イーサリアム)のL2(レイヤー2)が何かご存知でしょうか?
これを知ることで、なぜBSCが出てきたのかなども分かります。
そもそもETHのレイヤー2とは
そもそもETHのレイヤー2を知るには、まずはETH(イーサリアム)の問題について知っておきましょう。
ETH(イーサリアム)のスケーラビリティの問題
ETH(イーサリアム)は、現在PoW(Proof of Work)というコンセンサスアルゴリズムにて取引されています。
これは、めちゃくちゃ簡単に言うと、Gas(トランザクション手数料)を高く払う人からトランザクション処理をするというアルゴリズムです。
現在、ETH(イーサリアム)はこのコンセンサスアルゴリズムによって、大量に取引されると、ブロックチェーンのブロックの生成にて、トランザクションの根詰まり(車で言う渋滞)を起こしてしまい、取引が止まってしまうケースなどが発生していました。
これがETH(イーサリアム)のスケーラビリティの問題です。
しかし、このままだと一生渋滞してしまい、めちゃくちゃ高い通行料を払った人しか、トランザクションが完了できない状態になってしまいます。
そこで、登場したのがレイヤー2です。
ETH(イーサリアム)のレイヤー2
現状ETH(イーサリアム)はレイヤー1です。
このレイヤーは車が通る道だと想像してください。
しかし、レイヤー1は渋滞しているので、その隣にもう一つ道を作りましょう。
これがレイヤー2のことです。
このようにレイヤー2、言わば側道を作って、スケーラビリティの問題を改善しようというプロジェクトが今やたくさん出てきており、それぞれ国を為して来ているのです。
代表的なレイヤー2ソリューション
そして今や代表的なレイヤー2ソリューションになっているのが、BSCやPolygon(Matic)などですね。
BSCやPolygon(Matic)を採用するプロジェクトが増えてきているので、国を為して来ているのがよくわかるかと思います。
それぞれの内容も改めて確認しておきましょう。
Binance Smart Chain
Polygon(Matic)
Optimismをご紹介!
そして、これから、もう一つ来るだろうと感じているのが、Optimismですね。
Optimismもレイヤー2ソリューションとして現在注目されているプロジェクトです。
ちなみにまだ、Optimismのトークンは出てきて無いです。
おそらく今年の7月くらいにMainnetローンチですので、出てきたら、投資する価値はあるかもしれませんね。
現状のOptimismの内容がこちらです。
Optimismサイト
こちらがOptimismのサイトですね。
現在は本当にシンプルなサイトになっております。
Optimismのロードマップ
- ✅2019年6月:Optimism Rollupを導入
- ✅2019年10月:PoC UnipigExchangeをリリース
- ✅2020年9月:テストネットトライアル
- ✅2021年1月:テストインプロッドメインネット
- 2021年4月:ハッカソンテストネット
- 2021年7月:パブリックメインネット
- Qz 202a:分散型シーケンサー
- Qb 202c:MEVAパワードエコシステムの立ち上げ
現在テストネットまでは完了していますね。
またDeFi(分散型金融)プラットフォーム「Synthetix」に導入されたことが発表されており、アメリカ大手のベンチャーキャピタルも高く評価しています。
Synthetixについてはこちらをご覧ください。
まだデモですが、かなりトランザクションが早いことが書かれています。
https://blog.synthetix.io/l2-sx-ovm-demo-results/
また、Gasのコストもかなり削減されているようです。
本当にこれからのプロジェクトのようですね。
あまり情報がありませんが、かなり有名な方にも注目されているので、すごそうです。
現在すでに25億円を調達済み。Optimismに引き続き注目
今回は、ETH(イーサリアム)のL2(レイヤー2)ソリューションとして注目を集めているOptimismがこれから来そうだと感じましたので、ご紹介しました。
Optimismは、すでにアメリカ大手のベンチャーキャピタルである、Andreessen Horowitz(a16z)より25億円の資金調達を完了しているようです。
Mainnetのローンチまであとわずか2ヶ月となります。
どのようにプロジェクトが成長していくのか、引き続き注目しましょう。