共感は最強の業績アップ方法の一つ
企業のマネージャーや上司として、マネジメントが上手くいかず困っているという方は多いのではないでしょうか。マネジメントがうまくいかない理由はそれぞれあるかと思いますが、その理由の一つに上司・マネージャーの『共感する』ことに問題があるのかもしれません。
マネジメントをする上で、部下や仲間に対して、ただ話を聞くというだけでは効果的ではありません。
しっかり『共感』するということが非常に大事なのです。
なぜ大事なのか、共感は絶大な部下の信用・信頼につながるからです。
しかし、上場企業のマネージャーや上司の方でも、なかなか共感がうまくできず、見過ごしがちなスキルでもあります。
共感をうまく使えるようになれれば、部下からの信用・信頼はもちろんのこと、確実に業績アップにも繋がります。
今回は『共感する』ということの説明をし、基本に立ち返っていただき、今日から実践できる内容をご紹介します。
共感する上で大切な3つのポイント
そもそも共感の意味をご存知でしょうか?
共感には、2種類の意味があります。
①理性を通して相手を理解し、内容などに同じ考えを持つこと。
②感情を通して相手を理解し、同じような感情を持つこと。
この二つの意味がある上で、マネージャーや上司の方はどちらに重きをおくべきなのでしょうか。
もちろん、二つの意味で共感を自由自在に扱えれば、言うことなしなのですが、相手の感情がわかる、感情の共感はなかなか難しい上に、感情の共感はマネジメントの上では、デメリットになることもあります。
なので、理性を通して相手を理解し、内容や考えに対して共感をする上で大事なポイントを3つご紹介します。
相槌をすること
相槌をしてまずは相手の寄り添って欲しい内容を探り、しっかり共感しましょう。
その寄り添って欲しい内容の探り方である、相槌の方法に関しては、マネジメントで使える『聞くスキル』にてお伝えしてますので、ご確認下さい。
聞くことに徹すること
共感する上では、マネージャー・上司の方は聞くことに徹するということも大事なことです。
意見を述べるタイミングはよく見極めましょう。
優秀なマネージャー・上司の方は聞き上手な方が多いです。
様々な話を聞いた上で最後に寄り添った意見を伝えること
最後に、相手の内容・考えをしっかり理解し共感してあげた上で、相手に寄り添った意見を伝えましょう。
そこでの意見が相手の考えと同じ方向性であればあるほど、部下や仲間は絶大なる信頼をするでしょう。
共感は営業でも使える最強のツール
これらの共感のスキルはマネジメントをする上ではもちろんのこと、営業をする上でも使えます。
皆さんも自分の話に対して、共感してもらえると嬉しいと思ったことはないでしょうか。
共感をすることで、お客さんも気分がよくなり、様々な話を引き出すことができます。
気分が良くなった時のお客さんの話にはたくさんの営業に役立つヒントがあります。
ぜひ、共感するスキルを実践して高めてみて下さい。