デザイナーのTakuro_Kenobiさんにご協力頂きました!
皆さん、こんにちは!Kasaiです。
最近、NFTは、Mr.サンデーなどのテレビに取り上げられるほど、注目されるようになってきましたね。
これによりアーティストさん・クリエイターさんも自分のアートをNFTにするには、どうするのか気になっている方も増えてきたのではないでしょうか。
以前、私はNFT購入者としてNFTマーケットプレイス『OpenSea』で購入から売却までの方法について解説しました。
今回は、デザイナーのTakuro_Kenobiさんにご協力いただき、実際に自身のアートをNFTマーケットプレイス『OpenSea』で出品する手順をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたもクリプトアーティストです。
NFTマーケットプレイス『OpenSea』で自身のアートをNFTとして出品する手順
それでは早速、NFTマーケットプレイス『OpenSea』で自身のアートをNFT化し、出品する手順を解説します。
しかし、初めて仮想通貨に関わる方は、色々準備も必要です。
これを機にトライしてみましょう。
ステップ1:MetaMaskウォレットを用意
NFTマーケットプレイス『OpenSea』で自身のアートを出品するには、まずはMetaMaskというウォレット(お財布)が必要になります。
非常に簡単に作れますので、まずはウォレットを準備しましょう。
ステップ2:ETH(イーサリアム)の準備
日本国内取引所にてETH(イーサリアム)を入手する
次に日本国内取引所にて、ETH(イーサリアム)を入手しましょう。
なお取引所の登録がまだな方は、日本だとCoincheck(コインチェック)でもETH(イーサリアム)を手に入れることができます。
Binance(バイナンス)でもETH(イーサリアム)は入手可能
ETHはBinance(バイナンス)取引所でも手に入れることができます。
Binance(バイナンス)取引所の登録方法がわからないという方は、こちらをご確認ください。
また、Binance(バイナンス)取引所へはボタンより、安全にサイトに飛ぶことができます。
ステップ3:ETHをMetaMaskに送金
Coincheck(コインチェック)などの取引所にてETH(イーサリアム)を手に入れたら、MetaMaskのウォレットに送金しましょう。
ちなみにMetaMaskウォレットのアカウント名のところをクリックすると、ご自身のウォレットアドレスをコピーできます。
これで準備は整いました!
さぁいよいよNFTの作成です。
ステップ4:『OpenSea』にアクセス!
NFTマーケットプレイス『OpenSea』にアクセスしましょう。
そして購入したい場合は、検索ボタンを押すのですが、今回は自身のアートをNFTにし、出品になりますので、
MetaMaskにログインした状態で、赤枠の『作成』ボタンを押します。
ちなみにMetaMaskウォレットにログインしてないと、ログインしてくださいと出ます。
『Sign in』ボタンを押し、MetaMaskにログインし、OpenSeaに接続しましょう。
ステップ5:まずは自身のストアを作る
まず自身のアートを出品する場合は、ご自身のお店(ストア)を開く必要がありますので、赤枠の『Create』ボタンを押します。
そして、ストアのプロフィールを設定しましょう。
必要な内容は、
- 350×350のロゴ
- ストア名(出品者名)
- ストアの内容説明(世界中の人が見るので英語が望ましい)
入力したら、『Create』ボタンを押します。
これで、ストアの作成は完了です。
こちらが、ご自身のストア画面ですね!
赤枠のカバーもしっかり設定しましょう。
ステップ6:自身のアート作品をNFTにする
それではストアもできたので、NFTにしましょう。
赤枠の『Add New Item』を押します。
必要項目を入力していきましょう。
絶対に必要な項目
- アート作品ファイル
(対応ファイル:JPG,PNG,GIF,SVG,MP4,WEBM,MP3,WAV,OGG,GLB,GLTF 最大40MBまで) - 作品名(世界中の人が見るので英語が望ましい)
- 作品の詳細などの外部リンク(あれば)
- 作品の説明(世界中の人が見るので英語が望ましい)
その他必要に応じて
- プロパティ設定
- 段落
- 統計
- 所有者だけが見れる設定
- センシティブ設定
- 発行数
- メタデータロック
これらの項目を入れたら、『Create』ボタンを押します。
すると、このように発行できます。
これでNFT発行完了です。
中身を見ると、このように発行できています。
ステップ7:NFT化した作品を出品
それでは、続いてNFT化した作品を出品しましょう!
右上の赤枠『売る』ボタンを押します。
OpenSeaでの販売方法は主に二つです。
- 通常販売
- オークション販売
今回は簡単なので通常販売の方法について解説します。
基本的には価格を設定するだけですね。笑
Priceの部分に、販売価格をETHで入力します。
その他の項目としては、
- 期限設定
- スケジュール設定
- プライバシー設定
があります。
価格を設定しましたら、右側の『Post your Listing』を押しましょう。
すると、MetaMaskが起動します。
初めて出品される方は、最初だけ2021年6月11日時点では1500円くらいの手数料がETHでかかります。2回目以降はかかりません。
確認ボタンを押しましょう。
そして最後に署名します。
この署名により、ブロックチェーンに書き込まれます。
これで出品も完了しました!1ETHで出品されているのがわかりますね!
一通りの説明は以上です。
皆さんもこれでクリプトアーティストの仲間入りです!
ちなみに、ご協力頂いた、デザイナーのTakuro_KenobiさんのNFTアート一覧はこちらです。
とても素敵なアートですので、ぜひご覧ください。
アート作品をNFTにするメリット
ここで簡単にアート作品をNFTにするメリットを解説します。
メリットとしては以下の通りですね。
- ブロックチェーンに残すので偽物・贋作との見分けがつくようになる
- ブロックチェーンに残すので、誰が発行したのか・誰が所有しているのかがわかる
- ブロックチェーンに残すので他の人が持ってないアート作品であることも見分けがつき、希少価値が生まれる
- アーティストの作品を購入後、さらに買手が販売し2次流通が起きた時もアーティストにロイヤリティ(販売した時の数%)が毎回入ってくる
他にもあるかと思いますが、主にこのようなメリットが、アーティストの方にはあると考えます。
ネガティヴな点としては、
- 仮想通貨の入手が面倒or難しい
- 税金が大変そう
- 保存先(IPFS)の問題
- 著作権の問題
などが挙げられます。
しかし、この問題を解決しているNFTマーケットプレイスが実は日本にあります。
日本にNFTマーケットプレイス『nanakusa』がある
実は上記のネガティヴな点も改善できるプロジェクトが日本にあります。
それが『nanakusa』というNFTマーケットプレイスですね。
Gtaxの導入やIPFSなどもしっかり考えています。
詳細はこちらをご覧ください。
引き続きNFTマーケットプレイスに注目!
今回は、デザイナーのTakuro_Kenobiさんにご協力いただき、『OpenSea』で実際に自身のアートを出品する手順を初心者の方でもわかりやすく解説しました。
これでアーティストの皆さんもクリプトアーティストの仲間入りですね!
もう間も無く、Binance(バイナンス)取引所でもNFTマーケットプレイスがローンチされます。
NFTマーケットプレイスがいろんなところでできているので、これからNFTマーケットプレイスも市場争いが始まりますね。
引き続き目が離せません。
NFTマーケットプレイスに今後も注目しましょう。