BSC担保の無利子融資型DeFiがキティル
皆さん、こんにちは!Kasaiです。
仮想通貨でも借り入れできたり、融資を受けたりできることをご存知でしょうか?
意外と仮想通貨は投資のイメージだけが強く、ローンを組んだりできるイメージはまだない方も多いかと思います。
実はSushiトークンなどレンディングシステムがあったり、最近では貸し借りできるDeFiが増えてきています。
今回は、BSCを担保に無利子で融資を受けられるPiggy Finance(ピギーファイナンス)をご紹介します。
ちなみにこちらのDeFi、有名インフルエンサーの方々も注目しているようです。
それでは早速内容を確認していきましょう。
Piggy Finance(ピギーファイナンス)を調査!
Piggy Finance(ピギーファイナンス)にはドキュメントがありますので、ドキュメントを見ていきましょう。
Piggy Finance(ピギーファイナンス)のドキュメント
Piggy Finance(ピギーファイナンス)の概要
Piggyは、$BNBを担保として無利子で融資を受けることができる、分散型の借り入れプロトコルです
ローンは$PUSD (USDペッグのStablecoin) で支払われ、借り手は最低担保比率110%を維持する必要があります。
担保に加えて、ローンは$PUSDを含むスタビリティプールと、保証人として、集団で行動する仲間の借り手によって保証されます。
安定した価値のアセットは、ブロックチェーンアプリケーションにとって不可欠な構成要素であり、BSCで数十億ドルの価値になるまでに成長しました。
ただし、BSCのステーブルコインに焦点を当てたプロジェクトはわずかです。さらに、ユーザーは、現在のステーブルコインプロジェクトで融資を受けるために、高い担保供給を維持する必要があります。通常、担保比率は150%以上です。
Piggyは、より資本効率が高く、ステーブルコインを借りるためのより使いやすい方法を作成することで、これに対処しています。さらに、Piggyはガバナンスです。最小限に抑えられ、プロトコルが分散化されたままになります。
Piggy の主な利点は次のとおりです。
- 0%の利率 — 借り手として、常に負債が発生することを心配する必要はありません。
- Piggyはの最低担保比率 – 預け入れた$BNBのより効率的な使用。
- ガバナンス – 最小化 — すべての操作はアルゴリズム的で完全に自動化されています。
- 直接償還可能 — $PUSD は、いつでも原資産の担保に額面価格で償還できます。
冒頭でもお伝えした通り、Piggyは、$BNBを担保として無利子で融資を受けることができる、DeFiですね。
そして、BSCを担保とすると、他のプロジェクトでは担保比率が150%くらいのところ、Piggyは担保比率が110%という差別化を謳っています。
続いて、トークンエコノミーを見ていきましょう。
トークンエコノミー
PUSDトークン
$PUSDは、プロトコルの借り手が$BNBを照合し、$PUSDを借りることができるステーブルコインです。
コントラクトアドレス:
0xEDBdb5C2F68ECe62EF35134a22156E665c3b06e3
$PUSDはどのようにUSDの価格にペッグするのか
$PUSDの表面価格で$BNBに償還する能力 (つまり、$BNBの $1に対して1$PUSD) と最低担保比率110%により、アービトラージのを通じて最低価格と価格上限がそれぞれ作成されます。これらは直接的プロセスに基づいているため、「ハードペッグメカニズム」と呼ばれます。
$PUSDは、「ソフトペッグメカニズム」と呼ばれる、USD パリティ(等価)の直接的でないメカニズムからも恩恵を受けます。これらのメカニズムの1つは、シェリングポイントとしてのパリティ(等価)です。Piggy は$PUSDをUSDと等しいものとして扱うため、2 つの間のパリティ(等価)はプロトコルの暗黙の平衡状態です。これらのメカニズムのもう 1つは、新しい借金の借入手数料です。償還が増えると (つまり、$PUSDが$1を下回ることを意味します)、基準レートも上がります。つまり、借り入れの魅力が薄れ、新しい$PUSD がマーケットに出回ることができず、価格が$1を下回るようになります。
$PUSDはステーブルコインの役割ですね。
どうやらこのステーブルコインである、$PUSDを保つためのペッグは、1$BNBと1USDの二つにペッグされるようです。
そして、ここには主に2つのメカニズムが働いていますね。
- ハードペッグメカニズム
- ソフトペッグメカニズム
この二つですね。
ハードペッグメカニズムは、
最低担保比率110%を目安に、アービトラージのを通じて最低価格と価格上限がそれぞれ作成され、$PUSDと$BNBの価格を釣り合わせるメカニズムですね。
ソフトペッグメカニズムは、
Piggyは$PUSDをUSDと等しいものとして扱うため、2つの間の価値はプロトコル状で暗黙の等価状態にするメカニズムです。
USDの方は本当のペッグ(担保)ではないので、あくまでもソフトっていうところですかね・・・
あとは、手数料などもうまく利用し、ステーブルを保つということを言っています。
PIGGYトークン
$PIGGYは、Piggyプロトコルによって発行されるセカンダリ トークンです。これは、システムによって生成される手数料収入を獲得し、早期投資家にインセンティブを与えます。
保有者はトークンをステークして、ローン発行と$PUSDの償還によって発生する手数料を得ることができます。
$PIGGYの獲得方法:$PUSDを安定性プールに入金
コントラクトアドレス:
0x1bEaC6DF550be0ad146DD99b4726c6bec9C5c6a5
$PIGGYの最大供給量:100,000,000
$PIGGYのトークン役割:ガバナンストークン
もう一つのトークンは、$PIGGYですね!
インセンティブ用のトークンです。
そして、$PIGGYはガバナンストークンとしての役割なので株みたいなものですね!
アロケーション
こちらが$PIGGYのアロケーションです。
コミュニティに重点を置いたいいアロケーションのように思えます。
Piggy Finance(ピギーファイナンス)に参加方法
それでは、今回機能的なところは、実際に見てもらう方が早いかと思いますので、参加方法の中で、一緒に確認していきましょう。
それでは、Piggy Finance(ピギーファイナンス)に参加方法のステップを解説いたします。
ステップ1:もしPiggy Finance(ピギーファイナンス)に参加するにはまずはBNBを準備!
もしPiggy Finance(ピギーファイナンス)に参加するには、BNBを準備しましょう。
BNBは、Binance(バイナンス)取引所で取り扱われています。
ちなみに、Binance(バイナンス)取引所の登録方法がわからないという方は、こちらをご確認ください。
また、Binance(バイナンス)取引所へはボタンより、安全にサイトに飛ぶことができます。
ステップ2:MetaMaskに送金
続いて、BNBをBSCネットワークでMetaMaskなどのウォレットに送金します。
なお、初めての方はMetaMaskのウォレットにBSCを追加しましょう。
ステップ3:PancakeSwapでPUSDを購入もしくは融資を受ける
PUSDはPancakeswapでも購入可能!
PUSDトークンは、Pancakeswapでも購入可能です。
BNB(BEP20)を用意し、ウォレットのブラウザからPancakeswap(こちらのURLで)検索しましょう。
投資は自己責任で。
もしくはBSCを担保に融資のPUSDを受ける
Piggy Finance(ピギーファイナンス)にMetaMaskを接続します。
Piggy Bankを開設します。
BSCを担保にPUSDの融資を受けられます。
借りる場合、利用者は最初だけ借り入れ手数料を請求されます。
この手数料は、0.5% ~ 5%くらいの範囲です。
また、PiggyBankの最小負債額は180$PUSDですね。
余談:追加で借りたい時はBorrow $ Repayで借りる
追加で借りたい時はBorrow $ RepayでBSCを追加し、借り入れすることもできます。
ステップ4:StabilityプールにPUSDをデポジットする
PUSDをデポジット(ステーク)します。
すると、BNBとPIGGYをゲットできます。
PiggyBanksが最低担保比率110%を下回ると、誰でもすぐに清算できます。そしてサービスの報酬としてガス補償 (20 $PUSD + PiggyBank の担保の 0.5%) を受け取ることができます。
しかし、どこかでこの清算が実行されると、ステーキングしてるPUSDが減ってBNBで補填される仕様になっているようです。
ステップ5:StakeでPIGGYをステーク
PIGGYを手に入れたら、PIGGYをステークします。
すると、BNBとPUSDをゲットできます。
以上が、今回のDeFiの一連の流れです。
その他償還機能もこれからローンチされるようですので、楽しみに待ちましょう。
しつこいようですが、投資は自己責任で。
ウラニウムファイナンスの二の舞にならないことを祈る
今回は、有名インフルエンサー魔るしあんさんなども注目している、BSCを担保に無利子で融資を受けられるPiggy Finance(ピギーファイナンス)をご紹介しました。
このような担保型のDeFiは、担保されているBNBがハッキングに合い全て抜かれてしまうなどのリスクがありますので、注意しましょう。
ウラニウムファイナンスなどが前例ですかね。
しかし、そのリスクを抜きに考えると、比較的安定したDeFiであるように思えます。
リスクがあることも念頭におき、Piggy Finance(ピギーファイナンス)に引き続き注目しましょう。