ママだけに頼らずパパも知ることが大事
「これからもう間も無く赤ちゃんが産まれるが、父として何を準備したらいいのか分からない。」と言う方は多いと思います。
もちろんママは通っている病院の先生・助産師さんからや、周りのママ友達など、様々なところで勉強をして、知恵を得ているので、大丈夫かもしれませんが、これからパパになる身としてママに任せっきりにするのもよくありません。
特にはじめての出産で、ママも不安になっています。
パパになるのであれば、一緒に乗り越えるためにも知っておくべきパパになる知恵をご紹介します。
ママと一緒に入院グッズを買う
まずは、出産予定日の1ヶ月前くらいまでには、ママと一緒に出産後の入院グッズを買いにいきましょう。
ちなみに入院時に必要な物としては、以下の通りです。
- 病院の診察券
- 健康保険証
- 母子手帳
- 洗面用具
- バスタオル
- ティッシュ
- ママの院内用の服
- ママの退院時に着る服
- 退院時のベビー服(セレモニードレス)
- おくるみ
- おむつ
- チャイルドシート(車で帰られる場合)
- テニスボール(出産時痛いところを押してあげるため)
- お水・お茶(破水したりすると脱水になったりするため出産時に用に4本〜5本くらいあると良い)
- 着圧ソックス(産後足がむくみやすいため)
- 授乳クッション
ここら辺の物が必要になりますが、病院によっては貸し出しがある物などもありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
パパは、こういったものが必要になるということを知っておくことが大事です。
ママと一緒にある程度のベビーグッズを揃えておく
入院グッズ同様に、ベビーグッズも事前に準備しておきましょう。
なぜなら出産後は、ママはすぐに動ける訳ではありません。
また、退院後はすぐに子育てが始まるからです。
ではどう言った物が必要なのかは以下の通りです。
- ベビー服
- おくるみ
- おむつ
- おしり拭き
- ガーゼ
- ベビーバス
- ベビーソープ
- ベビー用綿棒
- 爪切り
- 消毒液
- 沐浴剤
- 授乳クッション
- 哺乳瓶
- 粉ミルク・液体ミルク
- ベビーベッド・布団
- ベビーカー
ここら辺の物は準備しておくべきでしょう。
ただ、先輩ママさんによっては、入院前にはまだ早い物や、入院後でもよかったと言う物もあるかもしれません。
ただ、パパとしては、こう言う物が必要と言うことだけでも知っておきましょう。
パパになるための大事な知恵をつける
また、パパとして準備しておくべきなのは、物だけではありません。
パパになる上でとても大事な、知恵も身に付けておくべきでしょう。
では、どんな知恵が必要なのでしょうか。
まずは3つの知恵を身に付けておきましょう。
ミルクのあげ方とゲップのさせ方のYouTubeを見ておく
ミルクのあげ方とゲップのさせ方を勉強しておきましょう。
パパもミルクをあげて、ゲップをさせてあげられるくらいのことはできるようになっておくことが大事です。
オムツの変え方のYouTubeを見ておく
次に、オムツの変え方を勉強しておきましょう。
パパであれば、オムツ替えくらいパッとできるようになっておきましょう。
その準備として、まずはやり方をYoutubeで見ておきましょう。
沐浴のさせ方のYoutubeを見ておく
そして沐浴の仕方も勉強しておきましょう。
お風呂をパパ1人で入れられるようになれば、沐浴の間ママも束の間の休憩が取れます。
しっかり勉強しておきましょう。
Youtubeで調べるといろんな動画が出てきて勉強できる時代です。
是非事前にしっかり調べて勉強しておきましょう。
これがパパになる第一歩です。
自身の加入している社会保険の確認
出産後、パパは赤ちゃんを扶養に入れたり、出生届を役所に提出したりと少し忙しいです。
基本的には、給与が高い方が赤ちゃんを社会保険の扶養に入れる必要があります。
それはパパの確率が高いと思いますので、パパは事前に会社での申請方法や、自分の社会保険が何なのかは確認しておきましょう。
役所に出す書類を事前に書いて揃えておく
出生後、なるべく早く、役所に出す書類がいくつかあります。
例えば、このような書類です。
- 出生届
- 乳幼児医療費助成
- 児童手当
場合によっては他にも申請が必要な書類があると思います。
また、役所だけではなく、先ほどもお伝えした通り、会社に勤めている方は、扶養に入れるために会社に申請する書類の準備などもあります。
バタバタしないためにも事前に役所に行き、話を聞いておくととてもスムーズです。
なるべく準備できる書類は、書けるところだけでも埋めておき、事前に準備しておくことをおすすめ致します。
万が一のことも頭の片隅に入れ、心構えをしておく
私の経験談をお話しようと思います。
私の赤ちゃんは、2020年の年末に産まれました。
その日は、出産予定日から9日ほど経ってました。
まさしく、もうその日に病院に行き、促進剤を打とうとしていた、早朝に奥さんは破水したのです。
すぐに妊娠OKのタクシー会社に連絡したのですが、「10分くらいで着く」と言われたものの、15分経っても来ず、タクシーの運転手さんが場所を間違えており、結局呼んでから25分後くらいに到着しました。
こういうとき、焦っていたのもあって少しイライラしてしまったのをよく覚えています。
その上、タクシーの運転手さんは◯◯産院と◯◯病院を聞き間違えており、◯◯産院に行きたかったにもかかわらず、◯◯病院に到着したのです。
にもかかわらずそのタクシーの運転手さんは、謝りもせず私は、自分の携帯の地図アプリを使って、◯◯産院まで誘導しました。
こういった、アクシデントもあるということをまずは頭に入れておくことをおすすめします。
その後、到着してからは、先生たちの手慣れた対応により、奥さんはベッドに入り、促進剤を打ってからすぐに陣痛がきました。
陣痛は、本当に辛そうで痛そうでした。
痛いところをテニスボールで押してあげると少し痛みが和らぐようで、何度も何度もとても強い力で押しました。
もし立ち会うパパは、覚悟しておいた方がいいです。
結構強い力で押しても足りないようです。次の日は筋肉痛になります。
それから数時間して、赤ちゃんが産まれてきたのですが、私たちの赤ちゃんは、産まれる直前にお腹の中で排便してしまったようで、ようすいが汚れてしまったようです。(これはよくあることのようです。)
しかし、それを赤ちゃんが飲んでしまったため、肺が汚れてしまったのです。
すぐに先生たちも吸引したのですが、最初は少し呼吸が弱く、安定しませんでした。
結局大きな病院に救急車に乗り、移ることになりました。
その後、NICUという集中治療室に入りましたが、今では肺もきれいになり無事退院しております。
ありがたいことに奥さんも私もコロナにかかることなく、産むことができてとてもよかったですが、このようなアクシデントが続くこともあります。
もし不快に思われた読者の方がいらっしゃったら申し訳ありません。
不安にさせるつもりはありません。
もちろん皆さんの安産を心から祈っています。
しかし、こういうことも起こりうるということは知っておいていただきたく、記事にさせていただきました。
是非、これからパパになる方は、万が一のことも頭の片隅に入れ、心構えをしておくことが大切です。