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ファンダメンタルズ分析には欠かせない雇用統計!【ベンチャーキャピタルのマネージャーが教える】その心得とは

雇用統計発表は値動きにかなりの影響あり

FX投資をするならテクニカル分析のほかにファンダメンタルズ分析も重要ですよね。

ファンダメンタルズ分析とは、国の経済活動を示す統計などを確認して、為替相場の動きを予測する手法を言います。

テクニカル分析とは違い、チャートというよりは、政策金利や失業率等の日頃変わりにくい数値を用いて予測します。

その中でも、雇用統計発表は値動きにかなりの影響を与えるので、見逃すことができない指標です。

今回は、雇用統計を見る上で何に注目すべきなのか記事にしました。

心得のようなものだと思い、読んでみてください。

米国雇用統計を確認すべし

為替相場に影響を与える指標で有名な雇用統計、特に米国労働省労働統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics)により発表される米国雇用統計は為替相場に対して大きな影響を与えると言われています。

発表時期は、基本的には毎月第一週目の金曜日です。
発表の時間帯は夏時間であれば21時30分、冬時間であれば22時30分です。

確認できるURLは以下の通りです。

ただ、実際確認していただければ分かると思いますが、かなりのボリュームがあり、英語で書かれています。
Google翻訳を使っても良いのですが、変な日本語になってしまい、英語に慣れていない方は読み解くのに苦労してしまうかもしれません。

発表する前段階で、シンクタンクや、証券会社等の専門家機関が独自の予測を立てます。

ここでは、値動きは予め予測されているため、当たっている可能性が高いでしょう。
しかしあまりないかもしれませんが、大きく外れている場合、為替相場にもかなりの影響を与えます。

米国雇用統計を重要視するFRB

米国の中央銀行であるFRB(米国連邦準備理事会)は、実はこの米国雇用統計を確認して政策金利を決めていると言われています。

一般的に米国の金融政策では、不況なら政策金利を引き下げ、好況なら政策金利を引き上げております。

金利が上がれば、高い金利欲しさにドル買いが進み、逆に金利が下がればドルが売られる傾向があります。

うまくトレーダーの心理にはまれば、一日で1円以上変化することもあるので、FX投資をされている方にとっては非常に重要な経済指標です。

まとめると以下のような動きになります。

雇用改善→個人消費増→インフレ→金利アップ→ドル買い→ドル高

雇用悪化→個人消費減→デフレ→金利ダウン→ドル売り→ドル安

最低ここだけは!米国雇用統計のチェックポイント

実際のウェブサイトを確認してもらえればわかると思いますが、米国雇用統計のコンテンツ量は半端ではありません。

そこで今回はいくつか米国雇用統計のコンテンツで押さえておくべき指標を紹介します。

失業率(Unemployment Rate)

基本的に、失業率の動きからアメリカの景気が好況か、不況かもしくは個人消費の動向などを世界の投資家によって判断されます。
本統計は約6万世帯を調査対象とするもので非常に重要な指標です。

失業率が上がっていれば、アメリカで仕事ができていない方が多いことを表すので、経済は不況と考えられます。

その結果、金利は下がり、USDの売却も進むので、ドル安になりやすくなります。

反対に、失業率が改善されれば、経済が回復したとも見えるので、金利が上がり、ドル買いが進みます。

結果的に理論上はドル高となります。

非農業部門雇用者(nonfarm payroll employment)の変化

非農業の意味は、自営業者や農業従事者を除く仕事に従事している方々のことを言います。
本対象者は米国では約40万社、従業員の総数は4500万人を超えます。

本統計も米国の景気と未来の景気を予測するうえで非常に重要な数値を表しているので、雇用統計を見るときは必ず確認するようにしましょう。

FX初心者の方は・・・・

米国雇用統計発表時は大儲けするチャンスと言えばチャンスなのですが、予測が外れれば、大損害となってしまうタイミングでもあります。

もし仮に、英語が苦手で、経済にもあまり明るくない場合は、ひとまずそのタイミング中はポジションを持つことを避けたほうが無難です。

ほとぼりが冷めた頃に、再度冷静にエントリーポイントを探してはいかがでしょうか。

また、EAを利用されている方も注意が必要です。

普段ほったらかしにしてEAの自動売買で利益を受け取っている方は、本米国雇用統計発表日はEAを停止しておくと安心です。

いくらしっかりしたEAでも急激な値動きには対応できない可能性があるためリスクヘッジは必要でしょう。

月初めの第一金曜日は必ずこの統計を見るようにしよう

今回は米国の雇用統計の重要さと、確認すべきポイントなどをご紹介いたしました。

ダウ理論によれば、天候や戦争、経済指標など全てのファンダメンタルズな要素はチャートに含まれると言われています。

米国雇用統計の発表後の値動きの変化はかなり多いので、月初めの第一金曜日は必ずこの統計を見るようにしましょう。

最初は見るのも大変かと思いますが、見続ければ経済の英語にも慣れてくると思いますよ。