INVESTMENT

FXで稼げる人の生活とは?【ベンチャーキャピタルのマネージャーが教える】FXの基礎知識の知恵!

憧れのFX専業トレーダーとしての生活

FX投資を実際にしている方なら、一度はFX専業トレーダーとしての生活に憧れたりするのではないでしょうか。

毎日、辛い会社に行くことなく、家でずっとPCの前にいられたら幸せと感じる方も中にはいると思います。

今回は実際にFXで稼げている人がどういう生活を送っているのか紹介します。意外にもずっとPCの前にいるわけではないかもしれません。

FXを専業としている方の生活について質問

今回紹介するFXを専業として暮らしているトレーダーの方の1日の生活について質問してみました。

ただ、専業トレーダーと一口で言っても様々な方がいて、それぞれ全く違う生活を送っていますので、あくまで一例に過ぎないのですが、参考にしてみてはいかがでしょうか。

某FX専業トレーダーの一日をご紹介

だいたい以下のような生活を送っているとのことでした。

  • 7時30分起床、朝食を摂りながら、近日中のマーケット情報をチェックして、トレンド等のチャートの状況を確認をする。
  • 9時頃、その日の戦略を考え、エントリーポイントを探し、取引開始。
  • 12時頃、昼食
  • 13時頃、しばし休憩、散歩をしたり、音楽を聴いたり、コーヒーを楽しんだりする。
  • 16時頃、ヨーロッパ市場が開き、投資を行うエントリーポイントを探し取引開始。
  • 19時頃、夕食
  • 20時頃、しばし休憩、22時頃のニューヨーク市場が開くのを待つ。
  • 22時頃、ニューヨーク市場が開き、取引開始。
  • 24時頃、取引終了、次の日に向けて睡眠を取る。

ここでわかるのは、FXを専業として生活している人でも、いつもPCの前に座って投資をしているわけではないということです。

特に、FXで稼ぐことに慣れてしまった人は、市場が活発な時にこそ集中して投資を行い、そうではないときはゆっくり休憩しているようです。

FXは、メンタルに負荷が掛からないように取引することが重要なので、ずっと画面ばかり見ていると、精神的な負担が多く、損切失敗などのリスクが高まります。よって、できるだけ落ち着ける時間を取っているそうです。

それでは、それぞれの時間を詳しく見てみましょう。

起床、7時頃‐

大体7時頃に起きて、シャワーを浴び、食事をします。
普通の方と同じような朝です。

特に出社する必要はないのですが、敢えてサラリーマン時代と同じような生活を送っているようです。

FXとは言え、プロとして投資を行っているので、生活習慣には気を付けることが大事です。
だらだらした生活を送っていると、投資にも反映されかねません。

簡単に朝食を摂って、インターネットを通じてFX関連の情報を収集しています。

9時頃、東京市場OPEN

9時には、東京市場が開くのでそこで取引を開始します。

ただ、東京市場はあまり値動きが活発とは言えないので、あまりに動きが見えない時は早々に切り上げ12時には食事などして、ゆっくりします。

あとはジョギング(運動)したり、映画観賞したり、音楽を聴いたりとFXトレーダーならではの自由を満喫します。

16時頃、ヨーロッパ市場が開き激しい値動き

この時間になるとヨーロッパのトレーダーが一気に参加してくるので、値動きが活発化します。

ここでは大幅に利益を伸ばせるチャンスなのでゆっくりしていた分、チャートに集中する必要があります。

19時、20時は休憩、そして22時….

22時からはついにニューヨーク市場が開きます。

当然値動きは激しく動いており、ここも集中して取引を行わなければなりません。

特に取引量の多いロンドン市場は、日本時間2-3時(夏時間、冬時間と違います)まで続きニューヨーク市場と重なっている時間があるので一日の中で最も活発に値動きがあります。

ただ深追いをしていると次の日に響くので、数時間くらいで切り上げ、すぐ就寝に入ります。

FX専業トレーダーになる前は?

今はこのように自由な時間もある方なのですが、元々はFXの勉強を合間を見て熱心にされていたそうです。

お金もまだ余裕がなかったので、シュミレーションソフトなどで損切の練習や、テクニカル分析をいろいろ試して仮説と検証を繰り返し、自分なりの取引の方法を確立していき、損失を出してしまった時も損失管理表にメモして振り返るようにされています。

FXは5年間を通して利益を出せる人は全体の1%しかいないと言われています。

この方はできるだけ大きな損失を出さないように損切をこまめにし、コツコツ資産を増やしていくタイプの方でした。

高いレバレッジを掛けた、ハイリスク・ハイリターンの方法は、結果的にFX投資から退く方が多くて、あまりおススメしないそうです。

自分に合った取引を探せ

今回は、FXを専業として暮らしている方の1日について紹介いたしました。

本FX専業トレーダーはあくまでも一例です。
実際は取引を続けて自分に合った市場や時間帯、トレード方法を探せばいいと思います。

FXは市場、通貨、時間帯、時期それぞれ違った動きをしますので、様々な市場を試すのではなく、まずは特定の市場の特定の時間帯のみに絞って投資してみてはいかがでしょうか。