- ブロックチェーン事業は今後地球環境のことも考える必要あり!
- Energy Web Chain (EWC)を簡単にご紹介!
- CarbonSwapを調査!
- SUSUの入手方法からLP追加までを解説!
- ステップ1:MetaMaskにEnergy Web Chain (EWC)を追加
- ステップ2:Ethereumイーサリアムを手に入れる
- ステップ3:Uniswap(ユニスワップ)でETHからWETHにスワップ
- ステップ4:Ethereum MainetのDAIトークンからEnergy Web Chainにブリッジ
- ステップ5:CARBONSWAP EWT FAUCETでGAS分のEWTを入手
- ステップ6:CarbonSwapでDAIからSUSUへSwap
- ステップ7:LPの作り方からステークまで
- すでにいくつかのプロジェクトがEnergyWebChain (EWC)を利用!
ブロックチェーン事業は今後地球環境のことも考える必要あり!
皆さん、こんにちは!Kasaiです。
2021年5月、仮想通貨相場が下がった原因の一つにもなった、BTCの環境問題が取りあげられました。
確かにビットコインは以前よりマイニングによる電気代がすごくかかると言われ、ビットコインのマイニングのほとんどが比較的電気代が安い、中国の田舎の水辺の近くで行われていました。
しかし、環境問題の話により、中国ではマイニングを禁止するという話も出ました。これにより、BTC離れも起き、価値が下がったともされていますね。
このように、BTC環境問題に焦点が当てられたことで、仮想通貨業界では、プロジェクト側も環境問題についても考える必要性を迫られ、現在さまざまなプロジェクトが意識し始めたのではないでしょうか。
そんな環境問題をよく考えられた、環境に優しいブロックチェーン、EnergyWebChain (EWC)というブロックチェーンをご存知でしょうか?
このEnergyWebChain (EWC)を使った、CarbonSwapFinance(カーボンスワップファイナンス)というDeFi情報を、魔るしあん(@lucianlampdefi)さんよりいただきましたのでご紹介したいと思います。
魔るしあんさんもDeFiインフルエンサーでありながら、環境問題にまで注目されているということですね!素晴らしい。。。
早速、環境に優しいブロックチェーン、EnergyWebChain (EWC)から見ていきましょう。
Energy Web Chain (EWC)を簡単にご紹介!
Energy Web Chainの概要
Energy Web Chainは、エネルギーセクターの規制、運用、市場のニーズに合わせて設計された、公式大企業級のブロックチェーンプラットフォームです。2019年半ばにローンチされ、ブロックチェーンベースの分散型アプリケーション (dApp) を構築・実行するための基盤となるデジタルインフラストラクチャーとして、業界をリードします。
なるほど、やはりエネルギー問題を意識して作られたブロックチェーンプロジェクトですね。
Energy Web Chainの開発企業提携メンバーがマジですごい
オーストリアのGrid Singularity(GSy、グリッド・シンギュラリティ)というスタートアップ企業で、2017年に、米国の有名なRocky Mountain Institute(RMI、ロッキーマウンテン研究所)と共同で、Energy Web Foundation(エネルギー・ウェブ・ファウンデーション。以下、EWF)というコンソーシアムを設立した
https://sgforum.impress.co.jp/article/5133より抜粋
EWFにより、Energy Web Chainは2年ほどかけて開発されたようですね。
そして、このEWFの運営メンバーがすごいです。
TEPCOやShell Energy、Vodafoneなど本当に有名な企業もメンバーに入っています。
これはすごい・・・
ブロックチェーンの詳しい内容もみてみましょう。
Energy Web Chain
EWチェーンは、すべてのユーティリティ、ユーザー、デバイスにオープンなパブリックブロックチェーンネットワークです。
パブリックイーサリアムと同じ仮想マシンを使用することで、開発者は追加学習をほとんど、もしくはまったく必要とせずに、スマートコントラクトとdAppの作成を開始できます。
大企業級のEWチェーンは、許可されたProof-of-Authority コンセンサスのおかげで、高いスケーラビリティ、低いトランザクションコスト、無駄のないエネルギー消費を誇っています。
おお、なるほど!!ここでの大きなポイントは、EWチェーンはProof-of-Authority(PoA)コンセンサスアルゴリズムであることですね!
このPoAによってコストが安く、エネルギー消費も少ないことが納得できます。
そもそも、ビットコインのコンセンサスアルゴリズムは、PoWでしたね!
PoW
このコンセンサスアルゴリズムにより、取引の承認にはマイナーを必要とし、マイナーは電気を使わないと計算できないということで、環境問題に繋がります。
しかし、PoAは中央集権的で、承認は権威を持って、承認する流れですね。従来の銀行的な感じです。
PoA
権威の証明とは、KYCで使われるような政府発行の文書などによる、身分の証明によって承認(保証)されるということです。
PoAでは一旦お互いの取引を中央機関に送り、その中で権威の証明をした承認者たちが取引を承認します。
PoAは、企業内などの、クローズな関係性の中では、とても向いているアルゴリズム(元にイーサリアムのテストネットでも使われているため)ですが、分散型としては少し向かないアルゴリズムだと思っていました。
問題は中央機関を信用できるかどうかですね・・・
この中央機関が崩壊すると、このアルゴリズムはなり立たなくなるからです。
まさかのアルゴリズムですね〜わら
それでは、今回このEWCを採択した、CarbonSwapを見ていきましょう。
CarbonSwapを調査!
CarbonSwapFinance(カーボンスワップファイナンス)は、ドキュメントがありましたので、内容を確認していきましょう。
CarbonSwapFinance(カーボンスワップファイナンス)のドキュメント
CarbonSwapの概要
CarbonSwapは、相互接続された環境に優しく、持続力に焦点を当てたDeFiおよびNFTプロダクトであり、自動マーケットメイキング(AMM)分散型取引所(DEX)と、イーサリアムメインネットとEnergy Web Chain間のERC-to-ERCブリッジ(Omnibridge)です。
CarbonSwapは、長期的なクリエーターのビジョンとコミュニティ主導の取り組みであり、重点的なトークンベースのガバナンスモデルと多くの楽しみを備えています。
CarbonSwapは、Energy Web Chainを使ったAMMおよびDEXであり、イーサリアムからブリッジするための、Omnibridgeを使ったDeFiですね!
CarbonSwapのミッション
これまで、Energy Webエコシステムは、小さな幸せな島として機能していました。 これは、最も有望な持続可能エネルギークリプトベンチャーですが、まだ見ぬ可能性がたくさん眠っています。
これは堅実なチェーンであり、特にスケーラビリティと持続可能性の点で、イーサリアムエコシステムの一部に提供できる素晴らしいプロジェクトです。
私たちは、この可能性と高いポテンシャルをEnergy Web Chain(Make Energy Web (Even) Greater™) によって信じています:
- イーサリアムとのより緊密な接続、および一般的なクリプトエコシステムの作成
- 新しいタイプのエコ DeFi & NFT プロダクトを確立
- 相互に接続されたさまざまなグリーンプロジェクト、サービス、およびコミュニティを伴うチェーン上の興味深いレイヤー2イニシアチブとして機能
- 持続可能性を誰もが利用可能
- 楽しむ
そして、直面するのが:メインネットでガス料金を支払うのは、うんざりということ
イーサリアムとの互換性についてと、NFTにも取り組むこと、そしてレイヤー2であることがここのメインポイントですね。
なぜCarbonSwap、なぜSUSU?
環境に配慮した、環境に優しいプラットフォームでスワップ、ファーム、ステーク、NFT を行っています。
他の場所ではなくここでビジネスを行うことで、エネルギーの移行をサポートし、一般的に環境をより良くするのに役立ちます。この活動は炭素排出量の削減につながるため、本質的に炭素を回収していると言えます。
SUSU(すす)は日本における”すす”からきています。このネーミングは、ジブリのススワタリに影響されたものです。
そして、すすは主にアモルファスカーボンでできています。
したがって、SUSUは CarbonSwap ユニバースのトークンであり、 魔法のプロパティです。
提供する最善の量に基づいてそれをハーベストすることができます。
これはガバナンストークンですが、SUSUはエコシステムで機能することを意図しています。
そうしないと、目的のないすべてのSUSUスプライトと同じように、不幸になり、あなたから離れたくなるのです。
今後のためにも、このことを頭に入れておくことが大切です。
最終的にあなたにできるようにしてもらいたいことの 1 つは、同様に炭素を交換することです。
ジブリの『となりのトトロ』で出てくる、ススワタリに影響されているようですね笑
そして、すすが無定形炭素でできていることを初めて知りました笑
なるほど、名前も可愛らしくウケが良さそうですね。
トケノミクス
ハードキャップ:3億
- 到達する予定はありません
- 一部は、NFTマイニングなどの将来のマイニングプログラムのために予約されている
- それは後で決める
Carbonswap DEX Liquidity マイニングプログラム: 1億
- 早割期間:~30日
- 早期の割り当て: 40 SUSU/ブロック
- 通常の割り当て: 6.5 SUSU/ブロック
- スターティングブロック番号:11443127
- 開発割り当てとウォーチェスト: 5%
- それが多すぎることが判明した場合は、バーンするか、ゲームに使用します
- マイニングプログラムの終了: 1億個がマイニングされたとき
- 約2年間持続するように校正済み
- インフレ: マイニングプログラムの終了後、1 年あたり 1% (1 百万)
- ガバナンスによってオフにすることができる
- デフレ: トークンのバーンは、最初はオフになっていますが、ガバナンスによってオンにすることができます。
- たとえば、各SUSUトランザクションの1% は、ユーティリティ/作業を提供することを意図していないバーンできる
SUSUファーム
- 指定されたプールに流動性を提供することにより、SUSUを誘致し、引き付ける
- ファーミングプールでのあなたのシェアに基づいて SUSU をハーベストできる
- 通常通りスワップ手数料の0.25%を受け取ります
SUSUステーク
- ステーキング契約のシェアに比例してスワップ手数料の0.05%をSUSUとして獲得
- 永続的な損失はなく、ガバナンス権利の損失もない
その他:
- ボーナスプログラム: 一部の参加プールでは、SUSU に加えて追加の報酬を受け取ることができます。アナウンスに注目!
トークンの内容としては、一般的ですね!
ステークなどについては後ほどやり方をご説明しましょう。
CarbonSwapのロードマップ
DeFi
DEX – Uniswap V2 クローン
- ✅バレットプルーフ&バトルテスト済み
- ✅EWCのネイティブプロジェクトがついに取引プラットフォームを手に入れる
- ✅低コストかつカーボンニュートラルな取引所で、小規模な取引に適している
- ✅将来のすべてのプロダクトの確固たる基盤
イーサリアムメインネット間のOmnibridge<> Energy Web Chain
- ✅すべての代替可能なERCトークンの両方向の自由な流動性
- ✅メインネットの流出
- ✅将来のサービスのためのより大きなイーサリアムエコシステムへの接続
SUSUガバナンストークンと流動性マイニングプログラム
- ✅インセンティブ付きの流動性プール
- ✅プロジェクトのブートストラップ
- ✅永久損失の補償
- ✅不労所得
- ✅ガバナンスとコミュニティへの参加
- ✅報酬プログラム
- ✅注目のEWCネイティブトークンのローンチ
ユーティリティ
- 分析
- ガバナンス
- 助成プログラム
その他
- ゲーム
レイヤー 2 – 今のところ、レイヤー1としてのEnergy Webはまだ快適です。マルチチェーンの相互運用性には間違いなく関心がありますが、そのためには、Polkadotのパラチェーンも視野に入れています。
もうすでにほとんどのプログラムが完了していますね!
あとは、ユーティリティ部分とこれからゲームやレイヤー2に力を入れていこうとしていることがわかります。
NFT
- NFTマーケットプレイス
- NFTブリッジ
- EnergyWeb Zeroによる脱炭素化
- NFTを相殺しグリーンにすることで、NFTの価値を高める
- すべてカーボンオフセット!
- 新しいNFT取引およびオークションのメカニズム
- プールと細分化>>リアル<<エネルギー属性証明書、その他のさまざまなグリーングッズとアート
- 人による、人への再生可能エネルギー世代!
NFTにも力を入れていくようですね!
どのようなNFTプラットフォームになっていくのか注目です。
すでにコレクション画面などもあるので、もう間も無くではないでしょうか。
SUSUの入手方法からLP追加までを解説!
それでは、SUSUの入手方法についてご紹介します。
ステップ1:MetaMaskにEnergy Web Chain (EWC)を追加
- ネットワーク名:Energy Web Chain
- New RPC URL:https://rpc.energyweb.org
- チェーンID:246
- シンボル:EWT
- ブロックエクスプローラーURL:https://explorer.energyweb.org
MetaMaskのカスタムRPCよりEnergy Web Chain (EWC)を追加しましょう。情報は上記の通りです。
MetaMaskを持っていない方はこちらをご確認ください。
ステップ2:Ethereumイーサリアムを手に入れる
日本国内取引所にてETH(イーサリアム)を入手する
まずは、日本国内取引所にて、ETH(イーサリアム)を入手しましょう。
なお、取引所の登録がまだな方は、日本だとCoincheck(コインチェック)でもETH(イーサリアム)を手に入れることができます。
Binance(バイナンス)でもETH(イーサリアム)は入手可能
ETHはBinance(バイナンス)取引所でも手に入れることができます。
Binance(バイナンス)取引所の登録方法がわからないという方は、こちらをご確認ください。
また、Binance(バイナンス)取引所へはボタンより、安全にサイトに飛ぶことができます。
ステップ3:Uniswap(ユニスワップ)でETHからWETHにスワップ
Uniswap(ユニスワップ)でETHからWETHにスワップします。
もちろんWETHにて可能なのですが、今回私はいくつかのトークンでもスワップを試してみたところ、USDTなどは不具合もあったので、DAIもお勧めしております。
ステップ4:Ethereum MainetのDAIトークンからEnergy Web Chainにブリッジ
トークンを用意できたら、Ethereum MainetのDAIトークンからEnergy Web ChainにOmniBridgeで、ブリッジします。
まずはETHネットワークでMetaMaskウォレットを接続しましょう。
そして、任意のトークンを入力し、アンロック後、DAIトークンをTransferすれば、ブリッジ完了です。
ここでもEnergy Web Chainは手数料がかかってないことがわかります。
これも地球環境に優しいですね。
ステップ5:CARBONSWAP EWT FAUCETでGAS分のEWTを入手
また、このあとスワップするための手数料を手に入れておくため、CARBONSWAP EWT FAUCETにて、空欄にウォレットアドレスを入力し、Googleのロボットではないことにチェックを入れ、Requestボタンを押します。
これで0.00001EWTをゲットできます。これからSwapする分の手数料は確保できました!
ステップ6:CarbonSwapでDAIからSUSUへSwap
ようやく、CarbonSwapでDAIからSUSUへSwapできます。
スワップの仕方は、他のDeFiと変わりませんね。
ステップ7:LPの作り方からステークまで
また、こちらからLPを追加できます。
LPは『Catch!』を見ると、それぞれのペアでどれくらい掘れるか確認できます。(しかしちょっとわかりづらいです)
できたらあとは作成したLPを追加し、掘るだけですね!
以上がSUSUの入手方法から、LPを作成しステークする方法まで解説しました。
他のチェーンを使ってブリッジなどの経験がある方は、簡単かと思います!
しかし、DAI以外のトークンWETHやUSDTなどを使っても試してみましたが、あまりうまくいかないケースもありましたので、色々トライしてみていただければと思います。
投資は自己責任で。
すでにいくつかのプロジェクトがEnergyWebChain (EWC)を利用!
今回は、環境に優しいブロックチェーン、EnergyWebChain (EWC)を使ったDeFiプロジェククトCarbonSwapFinance(カーボンスワップファイナンス)というDeFiをご紹介しました。
ちなみにこのEnergyWebChain (EWC)を使ったプロジェクトがたくさん出てきているようです。
最近ですと、魔るしあんさんも注目しているGreenLendというプロジェクトが、まずはBSCにてローンチしたようです。
これから、EnergyWebChain (EWC)にも対応していくようです。
環境問題に焦点が当たっている中、EnergyWebChain (EWC)はチャンスでもありますね。
どこまで活躍の幅を広げられるのでしょうか。
引き続き、EnergyWebChain (EWC)とCarbonSwapにも注目しましょう。